今日はひずみ率、といっても高調波だけで雑音ひずみ率ではない。 高調波分だけなので小出力での値がかなりいいようになっている。残念ながら1khzしか測れない(フィルターが1khzだけしかない)。
左が出力波形右が高調波成分この時のひずみ率はR6.8%,L10%、クリップしていてもこんなもの、波形からは信じられない位少ないひずみ率。
ちょっと見にくいがこれが最終図面。改修前と大きく違うのは2A3のカソード抵抗1kΩを1.43kΩに電源部を完全なコンデンサーインプットにしたため5U4GBのプレートに51Ωをいれた。電圧調整のために抵抗を変更。それとNFの変更。一番の変更は4Ω端子に16Ωを接続して2A3の負荷を20kΩにしたところ。
今日は周波数特性、低いほうはいいが高いほうが(3khz位から)下がり始めている、しかし聞いていてそれほど悪いとは感じない、LRとも悪いなりにそろっているのでOKにする。 ちょっと醜いが高いほうは3khz位から徐々に下がり始めている。上のグラフが2.5kΩ負荷、下のほうが10kΩ負荷。低いほうはかなりいいが高いほうがダラダラと下がり始めている、これはおそらくプレート抵抗に500kΩとゆう高い抵抗を使ったのが原因と思われる。低いほうは10hzのサイン波を見てもきれいに出ている(最適負荷の2.5kΩで)これはOUTの性能が非常にいい。
上左は2.5k負荷の10hzのサイン波、上右は同じく10hzの10k負荷のサイン波、最後は10k負荷の20hzサイン波、OUTの優秀さがよく出ている。