昭和のオーディオ

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ジャンクアンプをばらして部品取り

2011-12-26 16:24:04 | オーディオ

朝から一面の銀世界、今期始めての雪かき、久しぶりに体を動かして息切れ。最近ジャンクアンプを落札して部品取り、PT2個,OUT一個、CH一個、ばらしてとりあえず絶縁測定全部のトランス絶縁OK、導通OK、一安心。ただ元がモノアンプのためかOUTが1個しかない、しかも始めて知る名板、ネットで調べてみたがヒットしない、その名はLUXのSX36-5、外観はOY36と同じだが二次側はジャンパー線にてインピーダンスを変更するタイプなのでかなり古いと思う。見た目はOY36、規格など不明のためとりあえず周波数特性だけは計って見たが正しいやり方かは疑問、一番知りたい1次側の許容直流電流は不明なので最大でも100mA以下で使うしかないかも?ただ1個だけなので使うかは考え中。PTは5423Aと5423、違いは1次側に90V~110V 60hz(5423-A) 80V~100V 50hz。60hz(5423)新しいタイプのようにオリエントコアーを使っているかは不明だけど黄色い名板のタイプと大きさは同じようだと思う。CHは4810、若干得した気分。

Img125100HZあたりから徐々に下がり始め10HZでー1.5db、高域は30KHZあたりで盛り上がりがあるがそれほど大きなNFを掛けなければ安定して使えそう。もう一個探してSTにするかMONOで作るか?

Img126これが測定した回路正しいかは分からないが多分?

Pc260119

Pc260121
測定結果とオシロの波形を見れば納得10KHZのリンギングが30KHZの盛り上がり、100HZの矩形波で低域がだら下がりも納得。


DCD-3300が届いた

2011-12-15 14:48:09 | オーディオ

昨日の夕方ヤフオクで落札したCDデッキが届いて今朝から久しぶりにCDの音を聞いている、午前中はKT-88シングル、午後からは同じ5極管の1619シングル、全く同じ音に聞こえる。CDデッキはネットで調べてみたら1986年発売でその当時はDENONの上位機種だったらしい、1986年頃は単身赴任中でオーディオは全く縁のない生活をしていたので空白の時代。これでCDは3代目、1台目はソニーのその当時25万円位したと記憶しているデッキ、これは故障のため手放し、2台目はDENONの1650SRこれも故障のためリタイア(10年も使っていないのに)、そして今同じDENONのDCD-3300が定位置に。サブSPとSR-507で交互に聞いているが今のところはトレイの開閉以外は調子良さそう。(トレイの開閉はややギクシャクした動きだけど今のところは動いている)。

Pc150113CDデッキの定位置に座ったDCD-3300故障しないようにお願い。


Pc150114定位置を追われたCDデッキ、ヘッドフォン端子はまともに音が出ていたようなのでおもちゃ代わりにいじくるかも、ただ部屋が手狭になったので倉庫か粗大ゴミか?


KT-88シングルアンプ完成

2011-12-14 11:26:14 | オーディオ

昨日は氏神様の「申し上げ祭」を忘れてアンプの測定をしていたら電話で呼び出されあわてて神社に行ってなんとか無事に感謝祭を終え、昨夜続きの測定をしてなんとかKT-88シングルアンプ製作が終了。今朝はVT-25との比較をSR-507でしているが音の違いは無い、今まで聞いた2枚のLPでは、曲はベートーベンの「熱情」(ベーゼンドルファー、インペリアル使用の45回転LP友人所有)もう1枚は「合唱幻想曲」まだ2曲だけだがおそらく違いが分かる人は少ないと思う。片や直熱3極管シングル、こちらは5極管しかもー20dbのNF。今回はひずみ率とひずみ成分のリサージュ波形、と最大出力時(9W位)のクリップ波形(定格出力は4.95W)。

Img124多めのNFを掛けたのでもう少しいいひずみ率になるかと思っていたがそれほどでもなかった、ただ発信器のひずみも一緒に計っているので(発信器のひずみを計って計算するのが面倒、手動のひずみ率計)これ以上はいい結果が出ないかも、しかし100,1k、10kとほぼ測定誤差の範囲でそろっているので気にはしていない。

Pc110107

Pc110108L側が早くクリップしているがそれほど大きな差ではない(16Ω12Vは約9W)中古の球でまだまだ捨てたもんではない。

Pc130109

Pc130110L,Rともほぼ似たようなもの、10khzも1khzと同じ2次ひずみの波形、100HZは8の時を横にしたようなリサージュ波形これも2次ひずみの波形、今回はオール5極管でー20dbとゆうNFなのに自分としては満足の結果であった。これは多分OUTを優秀なトランスを使用した結果かも。後は測定結果をプリントアウトして整理するだけ。


周波数特性とKT-88シングルのはらわた

2011-12-13 09:27:51 | オーディオ

今日は朝からテープ(BGM用CDが不調のため昔を思い出し)1973年ウィーン芸術週間、曲はスターバトマーテル/アバド指揮スカラ座管弦楽団他が入っている10号リールB面は同じく1973年東京文化会館での演奏。今はきれいなソプラノを聞きながらこれを書いている。昨日に続き今日は周波数特性、入出力特性、それと最終決定図面を載せる。

Img121最初の図面と若干抵抗値等を変更したが基本はそれほど大きな変更ない、一番大きな変更はKT-88のスクリーングリッド抵抗を25kΩから3kΩ(電圧を勘違いして計算したため)グリッド抵抗を100kから270kそれとダイオードを直列接続、最後にコンデンサーの変更(耐圧が心配だったため)。

Img122低域の盛り上がりがあるがそれほど気にしていない。

Img123無帰還の時と違って頭打ちになるのがスパット頭打ちになった。

Pc100106_2これがはらわた。ほとんどの部品がリユース、リユースでも今のところ(全部のアンプで)全くトラブルは無い、最大定格以上は使用しないように注意しているのがいいのかも、特にケミコンのエージング念入りにしているのが効いているているかな。今のBGMはA-7010の入り口でKT-88シングル、FLAT10板バッフルで聴いている。


KT-88シングル負帰環後の矩形波

2011-12-12 12:57:58 | オーディオ

今日はこの間撮ったNFを掛けた時の矩形波。

Pc100096Pc100097


Pc100098R側は16Ω疑似?側は16Ω+0.5μfリンギングのみで発振はしていないが。

Pc100099Pc100100


Pc100101Pc100102

Pc100103Pc100104

0.05、0.1μfをパラにかませると発振、さすがにー20dbは?急きょとゆうか1619シングルの時と同じように位相補正をすることにし、補正ありはきれいな矩形波(自己満足)。次回は入出力特性、NF無しの時はR,Lの誤差がジャッカンあったがNFを掛けた後はほぼ揃ってきた、それと最大出力が有りと無しでは差がある。周波数特性は低い方がのびたのはいいが40HZあたりから最大で0.42db(電力比)の盛り上がりがある。原因は不明(勉強不足)ただ右左ともそろっているので気にはしていない。