昭和のオーディオ

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メサイアのCDとLP

2010-06-30 15:03:42 | オーディオ

今日もむしむしと暑い、我が家のツバメもどうも卵を生んでいるようだ、なるべく近寄らないようにしよう。今日はメサイアを聞いてみた、アーノンクールのCD全曲盤です。1枚目はフルレンジで2枚目はマルチでとゆうようにちょっと変わった聞き方をしてみました。このCDは編成が小さいためか(その当時はこのような編成かも)フルレンジのSPでも聞けます。今度はマルチで、それほどフルレンジよりいいとは感じません、ただ音像は大きい、(我が家のフルレンジで)低音(このCDには入っていませんが、オルガンも小さいし大太鼓も聞こえません)もほとんど入っていないようです。でも合唱、独唱、非常にきれいで全曲通しで聞いても疲れません。ハレルヤコーラスのところでティンパニの音が小太鼓の音のように聞こえたのは本当に小太鼓かも?(パンパンとゆうような音)このCDは音楽ファンむけのCDかも。昔のLPは音楽ファン、オーディオファン、両方がターゲットだったように思うのは自分だけか。

P6300119 メサイアCD合唱、独唱はいい声で聞けますが、迫力、周波数レンジはいまいち、我が家のフルレンジでもまあまあ聞けます装置を選ばないCDかな。

P6300121リヒターのメサイア、残念ながら3枚組で3枚目がありません、そのためビーチャムのメサイアを買うはめになったメサイアです。出だしから音が全然違います。オルガンもパイプオルガンを使っているし大太鼓も迫力あります。曲が違って聞こえます、編成が大きい。

P6300120 ついでに聞いたショスタコーヴィッチの交響曲第12番です。指揮はハイティンク、打楽器、金管楽器、耳に付きます。特にB面第3楽章のppの大太鼓のトレモロはぞっとするような不気味な響きです(相当低いところまで録音されていると思います)。


マルチで聞いたトーランドット

2010-06-29 16:04:03 | オーディオ

ブログを書き終わってから改めてトーランドットをマルチで聞いてみたらやはり全然違うまずフルレンジではCDに記録されている音の3分の2位がSPから出て3分の1は出ていないように聞こえる、具体的にはまず低い音、舞台の足音、雑音、大太鼓、どら、まあこれは仕方がない(らしき音はフルレンジでも聞こえますが、リアルさがありません)。CDを聴きながらいい装置とはを、いろいろ考えてみましたが、これは自分の考えですけど、まず、音を聞いてその音源の大きさが想像できること、次に録音されている場所、状態が想像できること、次にいらない音が入らない(アンプのノイズ)、実際にその音源の音量が出ること、以上が再現できればほぼ完成と思っています。我が家のフルレンジでは、どうも音像が大きすぎるようです(マルチで聞くともうちょっと小さいです。)これはSPの置き方が原因しているかも又板の補強がありません。又ティンパニーなどの打楽器をたたくバチが固いか、柔らかいか、しなるようなものか等、打つ方のものが分かればいい装置でないかと思います。その点マルチの場合はある程度想像できますが、フルレンジの場合は、ティンパニーのトレモロか、大太鼓かわからないことがあります。(我が家の装置で)そうはいっても安いSPで、これだけ音楽が聴けると納得します。(最後は金の比較)次に気になるノイズですけど、我が家は2A3のPPアンプが主ですけど、まずCD、テープ、ではハム音は聞こえません(2A3のヒーターは全部交流点火です)LPにするとかすかにハム音が聞こえますけど、通常聞く位置では殆んど気にならないです。(この辺は多分に自己満足の世界かも)我が家ではまず1個の2A3に一つのヒーター巻き線プラス、ハムバランサーでほぼハム音はありません、前回2A3とUX250の雑音をオシロの写真を載せましたが,2A3PPでは最大感度でほぼ直線状態です、250の方はハム音が表れていますが、FLAT10ダブルではSPのそばに行かなければ聞こえません、ただ250の場合はロフチンアンプであるため、ヒーターが温まってプレート電流が流れるまではかなりのハム音がします。これはロフチンアンプを交流点火したことのある人はわかると思いますが、直熱管を交流点火するとヒーターからプレートへの誘導によるハム音です。通常の抵抗結合ではグリッドがアースされているためプレートに誘導するのが小さいが、ロフチンではグリッドに高抵抗が入るため殆んどアースと浮いた状態になる、そのためプレートにヒーターから誘導してしまうためSPからプレート電流が流れるまでハム音が出ます。まだロフチンアンプは2A3と250しか作っていませんがヒーター電圧に比例してハム音が大きくなります。(これは確たる根拠はありませんが経験からの想像です。)なかなかこのことに関して書いている人がいないのは我が家のアンプだけか。今回は自慢のようになってしまいましたが読んだ人は忘れてください。


フルレンジで聞くオペラ

2010-06-29 10:44:24 | オーディオ

昨日から初めてフルレンジでオペラを聞いている。思ったほど悪くない、昨日はいきなり、ヴェルディのトロバトーレを通しで聞いてしまった。なぜ聞けたのか考えてみた、理由は多分人の声が違和感なく聞けたのが原因かな、それで今日はプッチーニのトーランドットを朝から聞いているが、こちらはライブ録音です。もちろん板バッフルで聞いています。大音量にすると音が濁ってしまいますが普通に聞く分(部屋の扉(普通の)を閉めて階下でテレビの音が普通の音量で聞ける位の音量)にはそんなに濁っていません、ただ低音部はダメです。中音に関してはマルチの音とそんなに違いはありません多分板バッフルの為かな、高音に関してはSPの向きが斜めになっているせいかジャッカン不足かなとゆう程度です。それにしてもマルチの何十分の一のSP、片側2万円位のSPでこれだけ聞けたら良しとするか。

P6290116メータ指揮ニューフィルハーモニー管弦楽団1969年ロンドンでのホール録音。残響音も適度に入っている、ライブ録音ではない、オーケストラの全奏になるとフルレンジでは限界を感じるが歌手の声がいい、フルレンジでもこれだけ聞けたらと思ってしまった。スタジオ録音のように歌手との距離感はない、目の前で歌っているよう。

P6290117 マゼール指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団、1983年ライブ録音歌手との距離感はでている。歌手が目の前にいない距離感、ただ劇場の雰囲気はフルレンジではでない、超低音たとえば舞台の足音とかが出ないためか?1971年にイタリアオペラの同じトーランドットをテープ録音で持っていますがNHKの録音は良かった、それにしてもこのころのCDはまだまともな音がしていたな、詰め込みすぎたCDはどうも?最後にマルチで聞く時のプリアンプのVR位置より90度以上まわしてフルレンジで聞いていますが、リアルさはマルチにかないません。

P6290118 これが今回試聴に使ったKT-88UL接続、出力50Wアンプです。シャーシー、トランス、球、全部リユースです。


ブログに書いた手前、雨降り仕事分配器

2010-06-28 13:47:18 | オーディオ

今日は朝から雨、6GA4ーFE203で昨日と同じアシュケナージを聞きながら分配器を作ることにした。分配器といっても大したことはない、6連のピンジャックのことです、裏は+、-別々に全部のピンをつなぐだけ、切り替えSWは無、何時も全部のメインアンプがつながった状態です。使用するメインの電源を入れると何時でも使えます。アンプの試聴はメインアンプのOUTの方でAアンプ,Bアンプとゆうように切り替えます。ブログに書いた手前なんとか鞭打って作りましたが、人間がいい加減ですので出来は大したことはありません。箱が大きいのでVU計でも付けようか考えましたけど面倒プラス金がかかるためやめました。

P6280097 カッターで切断

P6280098 切断後1枚を使う

P6280099 余材のアルミ板に寸法をしカッターで4,5回刃を入れ曲げながら折る

P6280100切断分離後、捨てる方が1cmくらいなら鉄ばさみの方がきれいに切れます。今回は又使用します。

P6280103 万力に余材のアルミアングルを挟みその中にアルミ板を入れます。

P6280102曲げる前にカッターの刃がたを入れておくときれいに曲がります。その場合垂木を使用するときちっと曲げることが出来ます。注意点は前後のアングルがきちんと揃っていること。前は鉄板折り曲げ機を持っていましたが単身赴任中に行方知れずになりました。多分危険物でごみ。

P6280104 とりあえず曲げたのを合わせているところ、きれいにあっていないけど、いい加減な自分はこれでOK。

P6280106 前にカットした紙をノリづけし、センターポンチで印をつけ、カッターで四角を線引きします。

P6280107 ポンチの跡を3mmのドリルで穴をあけホルソーを使うように2か所ほど短いビスで止めます。

P6280108 鉄板用の32mmのホルソーがなかったため木工用のホルソーで開けたため直径が32mm以上になってしまいましたが、こんなもんです。アルミに穴をあけるときはCRCをつけると簡単に空けることが出来ます。木工用でも鉄板用と変わらないくらいの時間です。ただ穴の径は正確ではありませんジャッカン広がるようです。

P6280109 ハンドニップラーで切ったところ、ちょこちょこ切るには便利な道具です。

P6280111とりあえずつけてみた、ジャッカン斜めかな?

P6280113裏配線をして取り付け、完成、出来は中の下。

P6280115使用中前より1個増え5台のメインがつなげるようになりました。足で踏みつけることはなくなりそうですが、線をひっかけそうなのは変わりません。


ゼルキンの右手と息つかい

2010-06-27 15:34:31 | オーディオ

昨日は4時ごろまでレコードを聞きぱなしでさすがに疲れてしまった。朝から雨のためレコード三昧、時間が十分あるため久しぶりにオペラを聞くことにした。ドニゼッティの愛の妙薬、初めて聞くオペラです。オケはフィレンツエ5月音楽祭合唱団、管弦楽団、指揮はブラデルリ。1枚目をかけたらこの録音はいいと思ってしまいました。まず劇場の雰囲気が感じられる様な録音です、(多分この録音はスタジオ録音)それは低レベルで超低域の音が感じられる、なかなか低レベルの超低域はありません(空調の音は別にして)。オーケストラも小規模(我が家の装置の感じ)だけどもffのところではしっかりと音も出て、普段は歌手の伴奏役とゆう感じです。(指揮者が優秀かも?)又ffの合唱でも濁りがない、時々合唱団の足音らしき雑音も録音されています。又オーケストラの音も、序曲などは鮮明に聞こえますが、伴奏役に回るとオーケストラピットで演奏しているような雰囲気になりこのレコードは3900円は安い(ただ兼価盤の為対訳は付いていない)。次に前にも書いたゼルキンのピアノで同じくベートーベンのピアノソナタ第11番、前回の29番と同じように右手のタッチが強すぎるように聞こえる、又空調の風がマイクにあたっているようなノイズが入っています。(曲の途中ではわかりにくいですが楽章の切れ間ではなくなる)。次に同じく24番これもほぼ11番と同じようなものですけど、第2楽章はペダル音がかなり入っています。ゼルキンはどうも右手が強い、ベートーベン以外はどうかな、そこでシューベルトのD960、1975年録音、左右のバランスはいい、響きも豊かに聞こえる、ゼルキンの息使いもちゃんと録音されているので右手の件はどうも録音技師のせいかも?。次に1977年、カーネギーホールでの録音、レコードに実況録音の為、客席の騒音、空調音、演奏時の雑音が入っているとの注釈がある。曲はシューベルトD960、ハイドンOP49、モーツアルトK511、ベートーベンOP81a(告別)これも先ほどのレコードとそんなに違っていないがベートーベンは前の2枚とはかなり違う左右のバランス、響きも豊かです。やはり録音の仕方の違いか原因不明。注釈にある騒音はそれほど気にならないです。自分は実況録音の場合はかえってあった方が好みです。

グールド、ポリーニ、等は歌のような声が録音されていますがゼルキンは歌の代わりに息使いが録音されています。手持ちの殆どのレコードに入っています。がCDではわかりません、(1枚100円では無理か?)

昨日は嫌とゆうほどレコードを聞いたので今日は朝8時から自治会の役目(雨の予想でしたが雨が降らない)11時ごろ終了してゆっくりしていたら雨が降り出しなんと運のいい男。

P6260093_21枚目からいい録音と思った3枚組定価3900円安い自分はまだ安くまとめ買いの内の1枚、こうゆうレコードに出会うとCDを買う気がなくなる (もっとも年に1枚くらいしか買わないが、CDは殆ど友人が貸してくれます)

P6260094右手が強く感じられるベートーベン

P6260095バランス良く響きもいいシューベルト

P6260096 同じくバランス響き共いいカーネギーホールでの実況録音盤2枚組、全部のレコードでゼルキンの息使いが録音されています。

P5130060今日半分寝ながらどうにかしたいプリアンプからの分配装置(サブのメインに)足で踏んだりひっかけたりしないように。

P6210080 とりあえず箱に入れるためノギスで測りCADで漫画を書き合わせているところ。

P6210081 1枚切り抜きかぶせてみたところ。後は箱をどう都合するか、今のところはパソコンの使わなくなったプリンター切り替え器を利用しようと考えています。上の紙をカッターで切ってノリで張り付け、ポンチを打って穴をあけるだけ(頭は考えても体はゆうことを聞かない老人一歩手前)とりあえず自分の場合は見てくれは気にしないタイプです。そうこうしているうちにCDアシュケナージの超絶技巧が終わったのでリモコンでまた最初から、このCDは昔の録音の為かそんなに悪くないです。CDのいいところは、寝てもいい、動かなくていい、BGMに最高です。我が家の装置では。