昨日に続き今日もマトリックス4CHでいろいろと試してみた。後方SPは裸のままの203Σだけど、裸のままでも効果がある、実際思ってもみなかった。
今日聞いたLPとCDこのほかに1972年4月5月の東京文化会館でのエアーチェックテープも聞いてみた。一番良かったのはテープ、次にLP,CD。CDでもデジタル録音のランランのラフマニノフは効果がない2CHでBGM的に聞くにはいいがきちんと聞くにはダメ、ライヴとなっているが全くライブらしさがない又スタインウェイの音に聞こえない、CDに書いていなかったらそこらの安物の電子ピアノ。同じCDでもワーグナーのタンホイザーはアナログ録音なので多少なりとライヴらしさがうかがえる。愛の妙薬はメインで聞いた感じとかなり違うけど又違った感じ、テープはいかにもライヴとゆう雰囲気、fffなどはホールトーンも効いて演奏会場の雰囲気が2CHで聞くよりはるかにいい。ブッフビンダーのベートーベンはメインのゴトーの音に慣れているとゆうかかなり音のクオリティーが落ちる、特に音の立ち上がり、ダイナミックレンジ。まあアンプも違うしフルレンジでは比べるのに無理があるかな?。4CHの音響空間にはまだまだ楽しみがあるようだ、よければメイン装置ゴトーもSPマトリックス4CHを試してみたくなった、がもうすぐ孫たちが来るので来年の課題。できれば後方のSPも立ち上がりのいいSPにもしてみたい。
300Bppの測定がまだなのに、他のことに興味が移り今はSPマトリックス4CHを仮つなぎで試している。若いころにかなり話題になっていたが自分はそれほど興味がなかったのでまだ試したことがなかった、が何年か前に手に入れていた203Σを思い出し、まともに音が出るのか鳴らしてみることにしとりあえず2A3ロフチンに裸のままつないで見ると何も異常なく音が出る。半日ほどそのままでBGM代わりに聞いていて、まともに鳴るなら手放すかなと思案しながらCDを聞いていてふと昔話題になったSPマトリックス4CHを試してみることにし、裸のままで直列接続方式と並列接続方式の両方を試すことにし、その場合ソースはLPとゆうことになれば簡単に接続できメーターが付いている1619ロフチンアンプで先ずは並列接続にしプレート電流を確認、過負荷にならないのでとりあえず安心、ただ後方のSPレベルの調整が面倒なので簡単に調整できる直列方式で進めてみることにし、LPで聞いてみる、何枚か聞いてまずノイズ、通常はSPから出るパチパチノイズがSPの位置でない中間から聞こえる、主にオーケストラを聴いていてオケがSPと試聴位置の中間にあるように感じる、心配していた定位は悪くない。それと一番面白いと思ったのはダイナミックレンジが広くなったように感じる言いかえれば演奏会場の最前列で聞いているような迫力を感じる。いずれにしても面白いまだまだいろんなLPで試してみたい。
このように箱に入れたままで、実際には若干斜め前方向に傾けている。位置関係は試聴位置より0.5mくらい後ろ。
マーラーの2番このLPで聞いてみた、あまりとゆうかほとんどサブでは聴かないが思った以上に良かった。入口はサテンのM-15LX。
今年一番の寒さの中無事に申し上げ祭も終わり、来年の干支である馬にちなみ氏神様である天神垣神社が来年の因幡、伯耆の国の8社めぐりの幸運の神社に選ばれております。ま、それはさておきなんとか300Bppのプレート電流の測定が終了、細かい測定はまだ。
上がAB級下がA級のプレート電流対出力のグラフ、AB級は計算上は0信号時150mA、最大信号時は195mAだが若干多め、LRの違いはたぶんグリッド電流、A級は0信号時は130mA、最大信号時の計算値は123.6mA、L側は電流の変化が少ないがR側が若干出力に比例して増えてくる、この辺も球のばらつき又はOUTのレアーショートの影響があるかも、どちらにしてもこれ以上はいじらない。以前はメインとして使っていたがこのアンプは予備として使うことにした。出力も30Wから18Wになった、それでもまだかなりの余裕がある。
最近は聞くほうに重点を置きなかなかアンプいじりができない、とゆうか気が向かない。それでも2,3日前から300Bppをいじり始めている、といっても大したことではないがなんと300Bはグリッド電流がまことによく流れてなかなか思うようにはいかない、しかも流れ方に球によってばらつきがかなりあり手持ちの球全部取り換えそれでもまだ2A3等に比べ多すぎる。ただ本物の300Bではない(中国製)、又このアンプは固定バイアス、AB級では出力さえ予定どうり出ていれば問題にしなかったが今回はプレート電流の変化をできるだけ抑えたい。まあこのへんは回路的な問題かもしれないがいまさら自己バイアスに等は考えていない(OY36-5R側は一部レアショートしてるそれでも今までメインの低音用で使用していたが影響は無かった)。まあアンプはボチボチいじることにする。
今日聞いたルドルフ、ブッフビンダーのベートーベン変奏曲
前に聞いた時もすごいと思っていたが今回A級アンプになってからはまた一段とすごい録音、今まではホロビッツのリスト「ロ短調」が最高と思っていたがこれにも勝るとも劣らない、ある意味こちらのほうがいいかも、ブッフビンダーのタッチの強弱、ハード、ソフト、また右手と左手のタッチの違い、鍵盤をたたきつけるようなfffは階下の家族から文句を言われそうなくらい強烈(もちろんpppが聞こえるVR位置で)。CDでも出ているようだがはたしてこれほどのダイナミックレンジがあるだろうか?でも自分のCDデッキは大したものではないので?それにしても音の立ち上がりがこれほど影響するとは思ってもみなかった。