昭和のオーディオ

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NF-3DB掛けた矩形波とプレート電流の変化

2016-06-25 21:12:53 | オーディオ
100hz、1khz、10khzいずれの矩形波も容量負荷に対して(0.5~0.1μF)変化なし。
出力15V(16Ω14W)のサイン波上側がややつぶれかけている。出力対プレート電流の変化、計算上の30mAより31mAと32mAでやや多いが作図誤差のためかも、予定では最大出力時のプレート電流が24mAと下がってくるはずなのに下がらないでやや増えているがこれは多分最大信号時直流電流の計算式をAB級動作の式を代用したのでA級動作時の式を使って計算したためか、ただ作図が面倒くさいので自分はいつもAB級で計算している。

801Apppアンプの特性

2016-06-24 20:45:50 | オーディオ
入出力特性果たして予定の出力が出たか心配したが1.2V入力で15Wと15.7Wで若干出力に差があるがクリアーしている、この辺から上側のクリップが始まり19W付近で下側がクリップするその後25W付近までは出力は伸びていく。出力に関しては満足。
周波数特性はやや太鼓腹的ではあるがまあまあと思っている、残念なところは高域が2000HZあたりから徐々に下がり始め20KHZで-1.5DB、せめて20KHZまではフラットを期待していたが局発抑止抵抗が効いているのかも。NF-3DBなのでそれ程効果は無いようだが20W付近でLR共5%前後なのでそれ程気にしていない。ちなみにこのひずみ率は高調波のみで雑音ひずみではないので良い値になっているが10%位のひずみでも聞いてほとんど分からないのでひずみはそれ程気にしていない。このグラフでは上下のクリップ点がほぼ同じようなところでそるっているのが分かる。次回は矩形波とプレート電流(A級動作しているか?)。

801Apppアンプの最終配線図

2016-06-23 21:17:17 | オーディオ
不調であったプリンターも今日ようやく直り801Apppアンプの最終配線図をプリントアウトできた。プリンターが直らなかったら今後のアンプつくりもあきらめかけていた、昔のように今更手書きでは面倒なので、特に配置図は。プリントアウトできて良かった。何しろプリンターも、パソコンも30年くらい昔の物、今では化石に近い。以前と違ったところはまず局部発振抑制抵抗を各プレートに100Ωずつ、次にB電圧調整用の抵抗を390Ωから300Ωにした。それでほぼ計算値に近い値に。もう一ケ所VRを500KΩを250Kに戻した。今回は反省する点もあった、特にトランスの2次側の電圧が630Vとゆう様に高圧であることは1次側の変動が2次側ではかなりの電圧の変動があるのでB電圧特にプレート電圧の最大値に余裕を持たせるような計算(設計)をしなければと今は反省。NFは何とか―3DB掛けた本当は6DBはほしかったがプレート電圧を600V、バイアスを50Vにして出力を欲張りすぎた。もうちょっと低くてもよかったかも。

ハム音の原因は超高域発振

2016-06-19 15:38:43 | オーディオ
なんとL側ハム音の原因は超高域発振、NFは掛けていないのに、出力管の並列使用による局部発振によってハム音が変調されハム音だけがSPに流れ超高域は聞こえない。原因は昨日の時点で判明していたが、同じ部品を使いほぼ同じように配線したR側は全く問題なかったのにL側だけとは他にも原因があるのかもと半田のやり直し、結合コンデンサーを変えてみたり、6267を変えてみたりといろいろとやってみたが判明しなかったため最後の手段のとして吸収抵抗を付けることに決め、まずはどこにするかグリッド、プレート、グリッドは途中に端子が必要になり面倒なのでまずはプレートに入れることに決めただ端子がないので線と抵抗を繋ぎその上からヒシチューブでカバー。その次にプレートに入れた100Ωを利用して各プレート電流の測定をしてどれくらいバランスしているか確認、その結果1本だけ球が弱っていることが分かったので801Aロフチンの球を拝借、これと取り換え。結果はそれ程正確ではないがLが1.2mA,Rが1.5mAのアンバランス電流,DCバランスを付けていないでも優秀トランスの規格を十分クリアー。又局部発振が収まったので問題のハム音も全く聞こえない、又SWを入れたときに出るハム音も球が良くそろっている為か静かこの辺がPPアンプのいいところ。
球を拝借した801Aロフチンアンプ。
ちょっとわかりにくいがプレートに吸収抵抗を入れた後。今回は電源トランスの630Vを使用したことにより今までそれ程気にしなかったAC100Vの電圧変動がものすごくシビアーになった。このように高電圧では我が家のような変動の大きい家は安全を取ってちょっと低めで計算した方がいいかも、そのため前回5R4WGBのプレート抵抗も50Ωから又元に戻って150Ωにした。又今回ジャンク箱の中にたんれんの250kΩのVRがあったので500Kをやめ250kに戻した。しばらく聞いてあとはNFを掛けデーター取るだけ果たして計算道理になるか?作る前は雑音がどれくらい出るか心配していたが雑音の面ではまことに優秀でメインのゴトー4CHにも使えそう。いずれにしてもデーターを取ってから。