昭和のオーディオ

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音の違いが楽しめる全集第1巻

2010-08-31 14:49:42 | オーディオ

ワルター、クリーンのモーツアルトピアノ協奏曲全集第1巻今日はこのレコード聞いた。1枚目は14番と16番、14番はウィーンプロムジカ管弦楽団、16番はウィーンフィル、指揮はどちらもパウル、アンゲラー、この2曲はピアノが一番左で少し変わった配置ピアノの右にVn。14番は編成が小さいのかオケが薄く感じる又弦が硬い感じがするし時々ドンとゆう足音のような低い雑音が入る、ピアノの音はよく言えばソフト悪く言えば芯のない音。録音はあまり良くない。それに比べ16番はオケに厚みが感じられ聞きなれた音さすがにウィーンフィル(編成も違う)。ピアノもオケに合わせているのか音量も大きい。2枚目は18番と21番、指揮ギュンター、ケール、マインツ室内管弦楽団。普通にピアノは中央で音は明瞭だが当たり前かもしれないがピアノの位置が18番と21番では微妙に違う、又21番のコントラバスの音が今まで聞いた21番の内で1番大きい。3枚目が23番と26番、指揮ペーター、マーク、ウィーンフォルクスオーパー管弦楽団。ピアノは中央23番は残響が多く感じる、それに比べ26番はそれほど多くない、録音した場所が違うのか?。ピアノの音はきれいな音で響きも豊か。今日は午前から3枚全部聞いたがなかなか面白い全集だった。曲によって、オケの配置、音、ピアノの音の違い、等 1曲ごとに違うのはローカルオーディオファンとしては面白い全集だ。録音データーがないので色々と勝手な想像をする。はなしは違うけどこの間からプリアンプのVRがくたびれてきたようだ動かすと左側だけ雑音が出る、取り換え要すになったのか。そういえばプリアンプは常に電源がはいって何時も長時間働いている、作ってから30年以上もたっているので無理もないか、ただガリもまだ小さいのでもうちょっともってくれと内心思っている。

P8310007 オーディオファンなら音の違いが楽しめるレコード。


アシュケナージの2枚のLPデジタル&アナログ録音

2010-08-30 14:45:50 | オーディオ

今日は12時過ぎ頃から夕立?1時間ほどかなり強く降って今は太陽が降り注いでいる。午前中アシュケナージのピアノ協奏曲2枚聞いて今は昨日の残り、ピリスのモーツアルトを聞いている今最後の1枚が終わるところ。ハンブルク、スタインウェイ、ppの中高音はなんとも言えない、特に余韻がいい又対照的に重心のある低音、モーツアルトの曲にあっているのかな、それともピリスの腕がいいのか?。今日聞いたアシュケナージもモーツアルトのピアノ協奏曲、録音場所と録音技師は同じただ、録音した日と録音方式が違う。最初に聞いた、ピアノ協奏曲第23番と27番は1980年キングスウェイホール、デジタル録音、カートリッジはサテンM-15Eで聞く、音色的には先のピリスの音色に似ているが録音はもうちょっと残響も入れている感じ、ピアノの音がオーケストラに比べ際立っている納得のいくいい録音。次に2枚目のレコードは同じモーツアルトのピアノ協奏曲第24番と19番。このレコードは明らかに前のレコードと音が違う、特に24番はオケの中にピアノが埋もれてしまっている。録音時期は1978年と1979年、デジタル録音ではない。23番、27番がスタインウェイだとすると24番は普通のピアノの音とゆう位違って聞こえる。B面の19番は24番よりは録音はいい。

P8300005 ピリスのハンブルク、スタインウェイを思わせるいい音で鳴る。表紙の写真はスタインウェイの字が見える。このLPはデジタル録音。

P8300006A面の24番はピアノがオケに埋もれてしまっている音も普通しかしB面の19番は24番よりはいい録音、音もいい。多分24番は1978年、19番は1979年録音でひょっとしてピアノも違う?。また空がおかしくなって雨が降りそう。


サテンとオルトフォンでモーツアルトのピアノソナタ全集を聞く

2010-08-29 14:21:38 | オーディオ

昨日は何かと忙しく、アンプの火も消えたままこうゆうことは年に何回あるか、我が家は365日の内少なくとも360日はアンプの火が灯る。毎朝うるさい蝉の声で起きていたが最近2,3日前から蝉に変わって虫の声で起きる。それでも日中は蝉の声がうるさい、だんだん秋が近付いてくる気がする。今日は朝からモーツアルトのピアノ曲、ピリスのピアノソナタ全集1枚目から聞き始め今は4枚目を聞いているもうすぐK331、その前にK310があった、なぜかグルダのCDを思い出した。まず最初の印象、音の芯がはっきりして粒立ちがいい、こうゆうモーツアルトもいい。カートリッジはサテンのM-15E、もう1つの全集にエッシェンバッハを持っているが音色的には似たような音色、ただ低い音はピリスの方が重い低音、エッシェンバッハは響きが豊か、弾き方はかなり違うようだ。K310を聞いた時グルダのCDを思い出した。多分ピリスとグルダの演奏が似ていたのかも。次にオルトフォンMC-20Sで聞いてみた、響きはエッシェンバッハに近いような感じになる、悪く言えばダンピングが効いていない音で、音に尾ひれがついたように感じる。結果から考えてみるとサテンの場合何もたさない、何も引かない再生装置を目指す自分には都合のいいカートリッジに思える。ただ気分によっては豊かな響きで聞いてみたい曲もあるので100%サテンとゆうわけにはいかないがやはり我が家ではメイン。前にも書いたがサテンの場合シェルの指かけをはじいてもSPからは音が出ないが、オルトフォンはSPからポツポツと音が聞こえる、この辺がオルトフォンの場合音に尾ひれがついているように聞こえる原因かも、ちなみにDENONのDL-103でも試してみたが想像どうりSPから音が出る、しかしオルトフォンより小さい音。その場合のカートリッジの負荷はDL-103は40Ω、MC-20Sは3Ω、M-15Eは3Ωと40Ωで試したが両方ともSPからは音が出ない。シェルはDL-103はDENONのシェル、後の二つはスタックスのシェル。

P8290003音に芯があるように聞こえる、またppの中高音のタッチがなんとも言えないいい音、前に友人のCDで確か協奏曲だった思うがそのCDもきれいな音だったような気がする。ただCDの音は音の鋭さをなくした縁取りをした聞きやすい音に加工されている様に感じる、LPほど音に鋭さがない。

P8290004ピリスもいいがこのレコードもいい、ただ録音はピリスの方が鮮明に感じる。最初の内はかなり違うように感じるが、聞きこむにつれ耳が慣れてくるのかこのレコードも捨てがたい。


2枚のLPホロヴィッツのカーネギーホールリサイタル

2010-08-27 15:10:06 | オーディオ

カーネギーホールのホロヴィッツ、今日は1965年と1966年の2枚のLPを聞いた最初に1966年カーネギーホールリサイタルvol2とゆう3回のリサイタルを編集して作ったLP。曲はスクリャービンのピアノソナタ第10番、ドヴィッシーの喜びの島、モーツアルトのピアノソナタK331の3曲。ホロヴィッツらしからぬ音の悪さppでの高音部にひずみ感あり、音に何かベールのようなものを被せたような音、多分下手な編集のせいかも。次に1965年カーネギーホールリサイタル実況録音盤。曲はバッハーブゾーニのオルガントッカータBWV564とシューマンの幻想曲OP17。かけた途端先の1966年盤と音が全く違う、こちらはホロヴィッツらしい音又ピアノも明らかにスタインウェイ、なぜこんなに音が違うのか?やはり下手な編集のせいか。多分ピアノは同じ。

P8270001 3回のリサイタルを編集して作られたLP、ホロヴィッツのタッチも伝わってこない下手な編集。

P8270002 1965年ライブ録音ホロヴィッツらしい音、生で聞いたことはないがこちらが本当だと思う。


昔懐かしいLP3枚

2010-08-26 15:12:06 | オーディオ

まだまだ猛暑、そんな中今日は最近聞かなくなった3枚のLPを聞く、たまにはこんなのもいい1枚目はヴィバルディの「四季」琴6台で演奏した四季だ、SP、カートリッジなどのテストに昔はよく聞いたLPだ、6台の琴の位置が耳で確認できるか?確認できないようなら各SP(左右、各帯域)の音量バランス、位相がおかしい。又17弦の琴の低域が水の中の泡が上に上がるようにに時間とともに大きくなるように聞こえるか(これは最初は弦の音、一瞬遅れて胴が共鳴して大きくなる)。そのように聞こえればSP、カートリッジは合格だと思う。このLPはM-15EとMC-20Sでそれぞれ聞いてみた、MC-20Sは若干琴が大きくなるが響きがいい、M-15Eは音像が小さく琴と琴の間隔があってこっちが自然のように聞こえるが、自分としては響きのいいMC-20Sの方をとる。どちらにしてもそれほどの差はない、そうゆう気がする程度。2枚目はベーム指揮ウィーンフィル、プロコフィエフのピーターと狼、サンサーンスの動物の謝肉祭だ、これは各楽器の音色を確認するのにはまことにいいLP(我々一般人には)。またベームの息子さんの語りもアナウンサー口調でなく聞きやすい録音で楽しい1枚。3枚目はワーグナー、ショルティ指揮ウィーンフィルの「ラインの黄金」ハイライツ盤。前奏曲のいきなりのコントラバスのうなり、ティンパニーのpppのトレモロ、ニーベルハイムの入り口のカナテコをたたく耳が痛くなるような鍛冶屋の音、又舞台上でカナテコをたたく、床も一緒に響いている音、また舞台上を移動する足音、など広がり、奥行き、ダイナミックレンジ、全曲を聞いてみたくなるようなハイライツ盤。ただワーグナーはオランダ人はよく聞いたが他のは抵抗がある。実際テープ,LP,CD色々あるがあまり聞かない。

P8260305 6人で演奏している四季13弦琴が4人17弦琴が2人。プリマがソロVn、第一琴が第一Vn、第二琴が第二Vn、第三琴がヴィオラ、チェロとコントラバスが17弦二人とゆう様に解説にあります。こうゆう四季もたまにはいいです。

P8260306子供のために書いた曲だそうですが自分らのような無学の大人でも楽しめます。

P8260307全曲を聞いてみたくなるようないい録音、ただ根性がないためいまだにまとめ買いで購入したベーム盤を聞いていない。