春分の日、昼と夜の長さが同じでこれから昼の時間が日に日に長くなってくる。
窓から入る陽射しもグッと短くなっている。
外に出ればさまざまな花が目に入り、つい足を留めてしまう。
でも、花の名前をなかなか覚えていない。
この花の名前も、スマホの写真アプリで検索すると「スモモ属」とでる。
似た花の画像にユスラウメがあったが、この樹に実がなったところを見たことがない。
他にピンクユキヤナビがでた。これだろうか。
よく見かける真っ白な花をつけたユキヤナギとは樹木の姿が違って見える。
名前を探し当てながら季節を楽しむ。
新刊のご案内
3月25日発売
須藤祐孝:著 石坂尚武:編 定価:本体価格 8,800円(税別)
15世紀フィレンツェで共和制を樹立した修道士サヴォナローラ、多くの信徒の心を感動させ行動させた彼が、なぜ政庁舎広場で絞首刑さらには火刑の最後をむかえることになったのだろう。
彼の説教や論文を読み解き、「宗教」と「政治」が相剋するルネサンス・フィレンツェの火花散る歴史と、その生涯を追跡した著書。
この書はサヴォナローラ個人の伝記的な話の展開に留まるものではなく、彼の置かれた時代状況を克明に分析・考察している。サヴォナローラの説教、宗教的、政治的な論文・著作、(公開)書簡神学論文のひとつひとつを解読し、その人物と思想を検討している点は、通常のサヴォナローラ伝とは大きく異なる。