NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

【2019-20通信簿】デニス・シュルーダー

2020年09月22日 | 2019-20 シーズン
デニス・シュルーダー

評定10段階中9

【スタッツ&成果】
65試合出場
18.9得点/試合
3.6リバウンド/試合
4.0アシスト/試合
0.7スティール/試合
FG 46.9%(キャリアハイ)
3P 38.5%(キャリアハイ)
FT 83.9%


65試合中先発で出場したのはたったの2試合。
昨シーズンに続き今シーズンも6thマンとしての起用だったシュルーダーですが、出場時間が1分増加したのに対し、他のスタッツは軒並み上昇しています。
特に得点は平均3.4本上昇しており、それに連動する形でシュート成功率はそのほとんどがキャリハイを記録。
18.9得点はチームで2位となります。
また、6thマン賞投票では2位となりましたが、その活躍を観るに個人的には寧ろシュルーダーこそが相応しいと思っています。

大枠として6thマンという役割は昨シーズンと変わりませんが、その中でも格段に良くなったのはその浮き沈みのなさでしょう。
流れを変えられる起爆剤もそもそも爆発してくれないと意味がありません。
そしてただ爆発するだけでなく、欲しいところで爆発することでその真価を発揮します。

昨シーズンも平均15得点くらいの成績は残していましたが、それでも浮き沈みが激しく、また20得点記録していても試合終盤では影が薄くなってしまうという場面が多くありました。
一方今シーズンは成績自体上昇している上に、追い上げる勢いのある場面、接戦での逆転・同点を狙う場面、相手を突き放すトドメの一撃の場面等々、ここぞという時にしっかりと得点をしてくれています。
また、ベンチから33試合で20得点以上、8試合連続20得点オーバー、30得点オーバー4回、これは全てリーグトップ。
クリス・ポール、シェイと共に3ガード起用がチームの戦術にフィットしており、試合終盤は大抵コートに立っています。
試合を決定づけるシュートを任されることもあり、またそれを沈めてくれる安心感もありました。

その動かしやすい契約内容と活躍具合からトレードデッドラインには一時レイカーズへのトレードも噂されていましたが、無事サンダーに残留。

シーズン終盤、当初はシーズンオフを予定していたはずの第二子の出産によりバブルから一時離脱したこともあり、プレイオフではやや調子を落としましたが、シーズン全体を通して十分に評価できる評定9となります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿