さあ、今シーズンもそろそろトレードの時期になってきましたね。
そして、現在話の中心にいるのはオフから移籍が噂され続けているカーメロです。
現地13日にカーメロは、オフから渋り続けていた契約延長(3年/65mil)に合意するかもしれないことを示唆しました。
これが何を意味するのかというと、カーメロのサイン&トレードが前提となっているわけで、つまりいよいよトレードが間近に迫っているということなんですね。
その相手は、これもずっと候補と言われ続けているニックスです、ニューヨークです。
カーメロ本人もトレードに興味があると報道されていて、ネッツではありましたがトレード寸前までいきました。
結局これはナゲッツ側が拒否して挫折に終わり現在まで宙ぶらりん状態だったんですが、いよいよ本格的に各チーム動き出したんですね。
まず一番変わったのはナゲッツの考えでした。
ずっとカーメロ放出を拒み続けてきて、その間ひたすら残留するよう交渉していました。
しかし、カーメロの心はもうナゲッツにないと判断したんでしょう、トレード前提の契約延長を飲み込みました。
仮にナゲッツはカーメロをシーズン終了までプレーさせることができますが、現在のカーメロではほぼその時点でFAになるでしょう。
そうなった場合ナゲッツはなんの見返りもなく、ただ大きな戦力を失っただけとなってしまいます。
ならば、トレードをした方が戦力を保てる分まだ有意義であると判断し、この決断に至ったんだと思います。
しかし、もう1つ大きな問題点がカーメロとナゲッツの間にはありました。
ナゲッツとしてはできるだけネッツとのトレードを熱望していて、逆にカーメロはニックスに行きたがっているというこの大きな溝です。
ナゲッツは今シーズン終了時にJR・スミス、マーティン、場合によってはネネ、ビラップスまでも主力が全員FAとなってしまいカーメロが抜ければ、恐らく彼らと契約延長はしないでしょう。
できればこれを機に若返りを図りたいというのがナゲッツの考えなのです。
なので1巡目指名権を持っていないニックスよりも持っているネッツの方が魅力的なんですね。
また、ピンポイントでフェイバーズを欲しがっているという噂もあります。
カーメロがニックスに行きたがっている理由は、妻であり女優のララ・バスケスが大都市の方が仕事をしやすいというのがあるようです。
単にカーメロ自身が大都市好きというのもあるかもしれませんが・・・
なんにせよカーメロはデンバーにある自宅を売り払っていて、移籍する気はまんまんなんですけどね。
これらのことが起きてきて、ようやくナゲッツ側が折れカーメロご希望ニックスにトレードされるのではないかとなったわけです。
しかし、ここで待ったをかけたチームがいたんですね、それは一度はトレードが破談になっていたネッツです。
現地15日ネッツを含む3チーム間でこんなトレードが起きました。
≪ロケッツ≫
テレンス・ウィリアムズ(ネッツから)
≪レイカーズ≫
ジョー・スミス(ネッツから)、2011年2巡目指名権と2012年2巡目指名権(ネッツから)
≪ネッツ≫
サーシャ・ブヤチッチ(レイカーズから)、2011年1巡目指名権(レイカーズから)、2012年1巡目指名権(ロケッツから)
まあこのトレードの首謀者はネッツで間違いないのですが、一応各チームの思惑をちょっとだけ。
ロケッツ
ウィリアムズにPG的なことやらせようとしているようで、現在ケガ中のブルックスの代わりに出場しているローリーのバックアップを任せるようです。
まあ無理なような気もしますが、一応控えの層を厚くするのに成功したのではないでしょうか。
ちなみ同日キングスにジャーメイン・テイラーを放出し、2011年2巡目指名権とトレードすることで、ウィリアムズのロスターを確保しています。
レイカーズ
シャノンの台頭に今シーズンからバーンズが加わりほぼ出場時間がなくなっていたブヤチッチを放出し、先日ケガをしたラトリフの代わりを連れていました。
バイナムも復帰しましたが、いつまたケガするのか分からないので、スミスは良い補強になったと思います。
地味ですが、急いでいるのネッツの弱みにつけこんで最後2巡目指名権を2つむしりとっているはさすがですね。
ネッツ
まず、ブヤチッチの獲得はSGの補強が急務だったからですね。
先日ルーキーのダミオン・ジェイムズが右足の骨折で2ヶ月の欠場が言い渡され、追い打ちをかけるように開幕からずっとスタートを張っていたモローまでも先日内もも?を痛め途中退場していました。
ブヤチッチはいきなりスタートで出場する可能性もあります。
しかし、本当に欲しかったのはむしろ指名権の方で、ネッツはこれで2011年1巡目指名権を3つ、2012年1巡目指名権を2つ持つこととなりました。
これが意味することは、ナゲッツにもう一度振り向いてもらおうということだけです。
ニックスへの放出に傾いていたナゲッツの心を再びもとに戻したか、あるいはネッツ側に傾けることができたかもしれません。
前述したとおりナゲッツがトレードに踏み切らない限り、カーメロがどんなに強く願ってもそれは無意味です。
極端かもしれませんがこの5つの指名権とフェイバーズを差し出せば、ナゲッツは簡単にカーメロを出すかもしれませんし、単に指名権を持っているだけでも将来有望な魅力的なチームであることになります。
つまりこのトレードはナゲッツだけでなく、カーメロ本人の心をも動かす一石二鳥なものになったのかもしれないのです。
8連敗中のネッツと8連勝のニックス(負けてしまいましたが)、現在では戦力に大きな差がありますが、カーメロを獲得はチームにとってプラスでしかありませんから、どちらのチームが最後笑っているのか、はたまた第3のチームが現れるのか、今後の動向に注目です。
そして、現在話の中心にいるのはオフから移籍が噂され続けているカーメロです。
現地13日にカーメロは、オフから渋り続けていた契約延長(3年/65mil)に合意するかもしれないことを示唆しました。
これが何を意味するのかというと、カーメロのサイン&トレードが前提となっているわけで、つまりいよいよトレードが間近に迫っているということなんですね。
その相手は、これもずっと候補と言われ続けているニックスです、ニューヨークです。
カーメロ本人もトレードに興味があると報道されていて、ネッツではありましたがトレード寸前までいきました。
結局これはナゲッツ側が拒否して挫折に終わり現在まで宙ぶらりん状態だったんですが、いよいよ本格的に各チーム動き出したんですね。
まず一番変わったのはナゲッツの考えでした。
ずっとカーメロ放出を拒み続けてきて、その間ひたすら残留するよう交渉していました。
しかし、カーメロの心はもうナゲッツにないと判断したんでしょう、トレード前提の契約延長を飲み込みました。
仮にナゲッツはカーメロをシーズン終了までプレーさせることができますが、現在のカーメロではほぼその時点でFAになるでしょう。
そうなった場合ナゲッツはなんの見返りもなく、ただ大きな戦力を失っただけとなってしまいます。
ならば、トレードをした方が戦力を保てる分まだ有意義であると判断し、この決断に至ったんだと思います。
しかし、もう1つ大きな問題点がカーメロとナゲッツの間にはありました。
ナゲッツとしてはできるだけネッツとのトレードを熱望していて、逆にカーメロはニックスに行きたがっているというこの大きな溝です。
ナゲッツは今シーズン終了時にJR・スミス、マーティン、場合によってはネネ、ビラップスまでも主力が全員FAとなってしまいカーメロが抜ければ、恐らく彼らと契約延長はしないでしょう。
できればこれを機に若返りを図りたいというのがナゲッツの考えなのです。
なので1巡目指名権を持っていないニックスよりも持っているネッツの方が魅力的なんですね。
また、ピンポイントでフェイバーズを欲しがっているという噂もあります。
カーメロがニックスに行きたがっている理由は、妻であり女優のララ・バスケスが大都市の方が仕事をしやすいというのがあるようです。
単にカーメロ自身が大都市好きというのもあるかもしれませんが・・・
なんにせよカーメロはデンバーにある自宅を売り払っていて、移籍する気はまんまんなんですけどね。
これらのことが起きてきて、ようやくナゲッツ側が折れカーメロご希望ニックスにトレードされるのではないかとなったわけです。
しかし、ここで待ったをかけたチームがいたんですね、それは一度はトレードが破談になっていたネッツです。
現地15日ネッツを含む3チーム間でこんなトレードが起きました。
≪ロケッツ≫
テレンス・ウィリアムズ(ネッツから)
≪レイカーズ≫
ジョー・スミス(ネッツから)、2011年2巡目指名権と2012年2巡目指名権(ネッツから)
≪ネッツ≫
サーシャ・ブヤチッチ(レイカーズから)、2011年1巡目指名権(レイカーズから)、2012年1巡目指名権(ロケッツから)
まあこのトレードの首謀者はネッツで間違いないのですが、一応各チームの思惑をちょっとだけ。
ロケッツ
ウィリアムズにPG的なことやらせようとしているようで、現在ケガ中のブルックスの代わりに出場しているローリーのバックアップを任せるようです。
まあ無理なような気もしますが、一応控えの層を厚くするのに成功したのではないでしょうか。
ちなみ同日キングスにジャーメイン・テイラーを放出し、2011年2巡目指名権とトレードすることで、ウィリアムズのロスターを確保しています。
レイカーズ
シャノンの台頭に今シーズンからバーンズが加わりほぼ出場時間がなくなっていたブヤチッチを放出し、先日ケガをしたラトリフの代わりを連れていました。
バイナムも復帰しましたが、いつまたケガするのか分からないので、スミスは良い補強になったと思います。
地味ですが、急いでいるのネッツの弱みにつけこんで最後2巡目指名権を2つむしりとっているはさすがですね。
ネッツ
まず、ブヤチッチの獲得はSGの補強が急務だったからですね。
先日ルーキーのダミオン・ジェイムズが右足の骨折で2ヶ月の欠場が言い渡され、追い打ちをかけるように開幕からずっとスタートを張っていたモローまでも先日内もも?を痛め途中退場していました。
ブヤチッチはいきなりスタートで出場する可能性もあります。
しかし、本当に欲しかったのはむしろ指名権の方で、ネッツはこれで2011年1巡目指名権を3つ、2012年1巡目指名権を2つ持つこととなりました。
これが意味することは、ナゲッツにもう一度振り向いてもらおうということだけです。
ニックスへの放出に傾いていたナゲッツの心を再びもとに戻したか、あるいはネッツ側に傾けることができたかもしれません。
前述したとおりナゲッツがトレードに踏み切らない限り、カーメロがどんなに強く願ってもそれは無意味です。
極端かもしれませんがこの5つの指名権とフェイバーズを差し出せば、ナゲッツは簡単にカーメロを出すかもしれませんし、単に指名権を持っているだけでも将来有望な魅力的なチームであることになります。
つまりこのトレードはナゲッツだけでなく、カーメロ本人の心をも動かす一石二鳥なものになったのかもしれないのです。
8連敗中のネッツと8連勝のニックス(負けてしまいましたが)、現在では戦力に大きな差がありますが、カーメロを獲得はチームにとってプラスでしかありませんから、どちらのチームが最後笑っているのか、はたまた第3のチームが現れるのか、今後の動向に注目です。
僕も先日のニックス対セルツを観戦しましたがが、確かにチームとして機能していて、そういったところにそれを壊しかねない選手が入るのは反対です。
メロが入ったとして弱くなるわけではありませんが、各選手現在の数字を残し続けるのは難しいですからね。
特に2巡目のフィールズはたまったもんじゃないかと。
現在ではチーム的にネッツの方が合理的と考えざるをえませんが、それを決定するのはメロでありナゲッツです。
これからも静観させてもらいます。
ちなみにサンダー目線だったら同カンファレンスどころか同ディビジョンですからね、イースト移籍は非常にありがたいです。
どこに移籍するのか楽しみです。
ただ、個人的にはニックスは今回は動いて欲しくないと思ってます。
昨日のセルツ戦、負けはしたものの凄く立派な戦いぶりでした。
メロが来るとなると、ガロ、チャンドラー、フィールズの内、何人かは放出しなくてはいけないってことですよね、きっと。
うーん・・・どうなんでしょう。
今のニックス、結構好きなんですけどねぇ。
サンダー目線から見れば、メロのイースト移籍はありたがいことかもですね。笑