NBA Thunder Dancer

オクラホマシティ・サンダーを応援していくNBAブログです。

オールスター本戦

2011年02月21日 | 2010-11シーズン
とうとう終わってしまいました2011年のオールスターゲーム。できることならもっとと思いつつも毎年終わっていくものですよね。
ということでオールスターウィークエンド最終日、本戦が行われました。ファンが待ちに待った日ですね。


僕のお目当てはもちろんデュラントとウェストブルック。そしてダンクに期待のグリフィン。始めに言っておきますが、これらの選手が出ている時間帯はほぼ彼らしか見ていませんでした(汗)なので間違っている点もあるかもしれませんがあらかじめご了承ください。



ダンカンとハワードのジャンボールで始まった2011オールスター、先制点をとったのはイーストでした。レブロンのパスからアマレがダンクをきめます。更に同じパターンでアマレが得点をあげると、ウェストはコービーがかなり難しい体勢からのターンアラウンドジャンパーを沈め、会場は大盛り上がり。

9分25秒デュラントの初得点がやってきます。しかし、それがなんとフリースローというもの。この大舞台でいきなりファールをもらいにいくとはどういうことですか?そんな白けた雰囲気を一掃すべく次はきちんとダンクで会場の雰囲気をもどしましたので、良かったですがね。

全体の得点はというとウェストがだんだんとリードを奪い始めていたのでした。その中心にいたのはコービーで、ダンク、ジャンパーを巧みに使い分け得点を重ねていきました。

第1クォーター、個人的に目についたのが6分37秒の交代でした。ここで出てきたのはロンド、アレン、ピアース、ガーネット、つまりセルツ4人衆です。最後の1人はボッシュでした。会場は大ブーイングの嵐、まあこれはおきまりですが。

結局点差を広げたウェストが37-27とリードしました。



第2クォーターになり、お待ちかねウェストブルックが登場します。初のオールスターでどんなプレーを見せてくるのかと思っていたのですが、全く逃げ腰ではなくいつも通りガンガンゴールに向かってアタックしていました。なんと連続8得点を記録すると、デュラントへのアシストまで記録し、短時間で超がつくほどの活躍をしました。

全体ではイーストが未だにコービーを止められず、コービーは前半だけで21得点をあげて、ウェストが76-64とリードしたままです。



第3クォーター、基本的にオールスターは最初3クォーターファンを喜ばせるためのものとしてプレーするのが普通だと思うのですが、今回は後半の始めからとばして得点する人がいました。それはレブロンです。

レブロンは自ら得点したり、味方にパスをしたりしイーストを牽引。しかし、彼の努力をあざ笑うかのようにコービーは得点していったのでした。さらにウェイドまでケガをしてしまうという最悪の事態に。

ラスト3秒でウェストブルックのダメ押しレイアップがきまり、ウェストが117-100の大量リード変わらぬまま最終クォーターを迎えました。


第4クォーター、ここでようやく両チームとも本気を出すんですね。ウェストは追い付かんとするイーストの気迫のディフェンスに阻まれてしまい開始3分で1点しか取れませんでした。一方イーストはここだと言わんばかりにレブロンを中心に猛攻にでました。

そして残り2分30秒にレブロンのフリースローがきまり137-135の2点差にまで詰め寄ったのです。イーストがこのまま逆転してしまうのかと思われたその時、デュラントが中距離のジャンパーを沈めたのです。さらに相手のシュートミスを挟み、今度は3Pに成功。またしてもウェストが点差を広げました。

イーストはその後粘るも最後はファールゲームになり、フリースローを確実にきめたウェストが勝利を収めました。


MVPは37得点14リバウンドを記録したコービー・ブライアント


今考えると最初からMVPを狙ってプレーしていたようにも感じます。試合を通して常にハイペースで得点をあげていましたし、勝負所でのシュートは彼がほとんどうっていたと思います。しかもそれで沈めてきますし、最近見なくなった豪快なダンクもたくさん披露してくれてファンサービスも忘れませんでした。
最後ベンチにさがるときには大きな拍手が送られたように、ファンを最高に感動させてくれたと思います。







ということで次からは僕が気になった選手を紹介していきたいと思います。さすがに24名はキツいんで・・・

ケビン・デュラント


チーム最高の30分に出場し34得点2スティール2ブロックを記録。ちなみにブロックも全体で最高の数字です。

初のスタートで緊張しているかと思いきや、のびのびプレーしていました。FGは11/23とコービーの次に多くうっていますし、オールスターにも関わらずフリースローで得点を稼いでいました。

そして一番気になるのが3P。昨晩の3Pコンテストでトラウマになるほど入らなかった3Pを今回もうちまくりました。結果は4/11とまずまずですが、それにしてうちすぎですよね。結局FGの半分が3Pの試投という不思議な成績となってしまいました。

最後連続得点している時にはコービーとのダブル受賞を夢見ていたんですがね・・・







ラッセル・ウェストブルック


14分の出場で12得点5リバウンドを記録。

初のオールスターだったのですが、彼は「遠慮」という言葉をしらないのかある意味素晴らしい活躍を見せてくれました。出場時間はウェストで10位なのですが、FG数は4位とうちすぎなのが明らかです。

とは言っても暴走していたわけではなく、きちんとプレーはできていました。豪快なダンクやトリッキーなレイアップなど、身体能力の高さを周りにアピールできたのではないかと思います。

これから先オールスターの常連になれるようになって欲しいものですね。









ブレイク・グリフィン


14分の出場で8得点5リバウンド5アシストを記録。

ウェストブルックと違い遠慮しているのが良く分かりました。ロサンゼルスでの開催なのでもう少し積極的になってもいいとは思ったのですが、確実なプレーしかしませんでしたね。

ぶっちゃけると僕たちファンは彼に対して豪快なダンクを求めているわけですから、それさえ見れれば満足なんです。実際ダンクを何本かしてくれたので充分に満足できましたが、本人はあまり満足できていないのではないでしょうか?

いくら遠慮していたとしても一応ロサンゼルスのチームですし、もう少し出場しても良かったと思うんですよ。これは本人が望んだことならいいのですが、これがHCの采配だったらちょっとおかしいと僕は感じます。











レブロン・ジェームズ


32分の出場で29得点12リバウンド10アシストを記録。

見ての通りトリプルダブルを達成しました。ウェストのリードをほぼ1人で縮めていたと言っても過言ではないでしょう。もしイーストが勝利していたらMVPは間違いなく彼だったでしょう。

そして今回彼のプレーを見て改めて身体能力の高さ、勝負強さを実感しました。あれだけ豪快なプレーをしているのに、気づけばパスもきちんとできているんですもん。バスケットセンスがずば抜けているとしか言いようがありません。

でも今回の結果からだけで言うとレブロンはコービーに完敗してしまったことになります。まだまだコービーの時代がが終わらないのも恐ろしいですね。







デリック・ローズ



29分の出場で11得点5アシストを記録。

僕が持った彼への感想は、やはりキレがあることと上の2枚の写真のことです。何か気づきませんか?

そうです、バッシュが変わっていますね。恐らくアメリカでオールスターほどのイベントになると選手の間では当たり前なのかもしれませんが、それにしても色が変わりすぎです。

黄色が前半で黒が後半に履いていたものです。そこにばかり目がいってしまい肝心なプレーは「キレがある」としか言えませんorz

及第点の記録は残せたのではないでしょうか?










ということで明後日からはまた普通のレギュラーシーズンの試合に戻ります。僕たちも応援に戻りましょう。


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2 コメント

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Unknown (ゆ~すけ)
2011-02-22 00:05:36
コービー師匠は最初から狙いにいってあきらかにチームが取らせてくれたので特に…(決めきるのは流石ですがw)

しかしデュラントやウェストブルックはかなりやりますねぇ。
いつのまにかポンポン点を重ねていって気づけば30オーバーのデュラント。
今日は負けてもいいからと3Pの実戦練習でもしてましたかね?w

ウェストブルックはポール&デロンが大人しかった分やりたい放題でしたねw
またお前かwとか思いましたよw

とりあえずサンダーとはプレイオフ当たりたくないな…><


それと勝手に貴ブログをうちのにリンクさせていただいてます。
お世話様でございます><
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ゆ~すけさん (kdu)
2011-02-22 15:48:54
他の選手はある程度オールスターを楽しんでいたのですが、コービーだけはガンガン行ってましたからね。その中にもきちんとオールスターでしかしないようなプレーを混ぜつつ、それをきめてくる、流石です。
成績的にMVPは驚きませんが、狙って取ってくる部分には驚きを隠せません。一緒になって乱発していたデュラントが恥ずかしいです・・・


確かにデュラントは気づいたら30点オーバーしていました。結構外しているイメージがあったのですが、3Pをたくさんうっている分得点がのびたのでしょう。
しかし、3Pコンテスト最下位の翌日によくあんなに3Pがうてたものです。ゆ~すけさんが仰る通り実践練習を兼ねていたのかもしれませんね。


そしてウェストブルック。SGで起用されたのが影響したのでしょう、自分が普段PGをやっていることを忘れてやりたい放題好き放題プレーしていました。
しかもデロンとポールというリーグ屈指のPGから最高のパスがとんでくるわけですから、そりゃ気持ち良くなってしまいますよね。
僕も思いました、またお前かw、と。


コービーを師匠と慕っているところを見るとゆ~すけさんはレイカーズファンですね。つまり昨プレイオフのリマッチが嫌だと?
サンダーもレイカーズとは当りたくないです(笑)
昨シーズンの負けはトラウマ物でしたから、当るならばせめてカンファレンスファイナルで勘弁して下さい。


ゆ~すけさんブログやってらしたんですね。是非伺いたいので、URLか何かお願いします。
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