天畠さんは、中学生の時に若年性急性糖尿病という病気になって、数週間昏睡状態が続いた後に、目覚めたものの、コミュニケーションが取れなくなってしまった。
しかし、そこから母親と一緒に、コミュニケーションをとるために「あかさたな話法」を生み出した。
さらっと書いてあるが、そこに至るまでには相当に大変だったろうと想像する。
障がいについて考えさせられる一冊なのだが、私は天畠さんに対して行われた医療に医療過誤の疑いを持ってしまう。
もちろん、本当のところは分からないが、どうしても気になる。
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