2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

土俵際の福島原発

2011-04-05 07:57:51 | 社会(政治経済等)

ついに禁じ手である基準値約100倍の放射性物質を含んだ水約1万トン超を海に放出した。つまり、原子炉の冷却を続けるために、依然として、外部の水を必要とし、原発内部の冷却装置が機能していないか不十分であることを露呈した。原子炉冷却には数千トンの 水が必要だから、いずれまた、今回と同量の水の海への放出は避けられないはずだ。残念ながら、それよりも高レベルの放射性物質を含んだ水の海への流出も止まっていないこともあるのに、である。

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