2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 河田惠昭著『津波災害 減災社会を築く』(岩波新書)

2011-10-04 18:57:42 | 読書
著者の河田さんは、津波災害での住民の避難率が低いことに危機感を持ち、「避難すれば助かる」ことを伝えるために、本書が書かれた。 この本が震災前に多くの人びとに読まれていれば、死亡者と行方不明者の数を大きく減らすことができたと思うと、とても悔しい。 津波で死なないための「新しい常識」は下記のとおり(本書の第一章より)。 ①津波は高い波ではなく、「速い流れ」である。また、警報等で発表される津波の高さ . . . 本文を読む