2月29日

日々の思いつき及び読書の感想

読書 宮地正人著『通史の方法』(名著刊行会)

2010-12-10 19:05:13 | 読書
本書は、当初岩波新書のシリーズ日本近現代史の10冊目として出版される予定となっていたが、岩波の編集部との意見が合わずにそのシリーズとは関係なく、単独の1冊の本として出版された。 しかし、内容は、本書の副題のとおり、『岩波シリーズ日本近現代史批判』となっている。 シリーズ批判の8章(計271頁)のうち、シリーズ第1巻の『幕末・維新』批判の第1章と、同第2巻の『民権と憲法』批判の第2章が約7割(計19 . . . 本文を読む