春待草の独り言

日々思ったこと、感じたことを日記代わりにつづっていきたいです。昨日コブクロライブに行った記念に。

明美ちゃん基金と宇梶さんのいい言葉。

2009年05月19日 | ちょっといい話
新型インフルエンザ。一体いつおさまるんでしょう。
普通の日常が送れることが本当はとっても大切なんですね。

さてタイトルの明美ちゃん基金。お存知でしょうか。
ちょうど昨年の5月16日の記事に書いています。

昨日ますだおかださんの岡田さんがポストマン役で、1歳の時、ラオスの心臓病を患い日本で手術を受け帰国した女の子に色鉛筆を届けてほしいという依頼を受けて、捜索する番組をやっていました。
依頼者の方は外国から手術のため来日した家族の人の支援のための家。マクドナルドハウスの職員の方でした。

明美ちゃん基金は今は日本の子供の手術は保険医療でできるためほとんどが海外から手術を必要としている子供さんに使われているようです。

そのラオスの子供さんも明美ちゃん基金のおかげで手術ができました。

日本に来る飛行機の中では不安で真っ暗な気持ちだったご両親。
手術後、旦那さんは残った子供の世話のために帰国。その後手術後急変して一時心停止。
再び再手術。

お母さんは言葉も通じる人もなく不安でで髪の毛がある日たくさん抜けてしまったそうです。

それを見て立ち上がった職員の方が簡単な言葉のカードを作ったり、千羽鶴を一緒に折ったり。 お母さんに笑顔が戻ってきました。
そして奇跡が起きて元気に退院したそうです。
4歳になった女の子はとても元気でした。
双子の姉妹のためちゃんと二つ用意された色鉛筆を眼をキラキラさせて受け取ってかわいい象の絵を描いていました。(ラオスではゾウは神様なんですって)


明美ちゃんという小さな女の子のおじさんが送った「貧しいがゆえに死なねばならぬか」という、産経新聞社への投稿。一人の若い新聞記者の目に留まりました。
今から40年以上前のことです。

その手紙が記事になり、すぐに全国からたくさんの義援金が集まり、明美ちゃんは手術を受けることができました。

そして明美ちゃんは母になり、今も変わらず小児科の外来で働いています。
私も同じ病棟で少しの間でしたが勤務していました。

明美ちゃん基金は明美ちゃんの後にも多くの術を必要とするお子さんのために使われてきました。
明美ちゃんも毎年募金されているそうです。
「助けてもらった恩返しをしたい」と明美ちゃんは看護婦さんになりました。

こういう誰かを想う優しい心のの連鎖はずっと続いてほしいですね。

皆さんもぜひ機会があったら明美ちゃん基金や、マクドナルドの募金に目をとめてみてください。


番組の最後にゲストの宇梶さんが真っ赤に目をはらして、「人間て。悲しみを喜びに変える力を持っているんですね」
とおっしゃっていました。
私はその言葉がぐっと心に来て涙が出ました。


宇梶さんが今年スタジオパークからこんにちはに出られたとき、番組最後だけ見たんですが、視聴者の方から「宇梶さんの言葉に感動しました」というファックスが多く寄せられていました。

この言葉をいいことだけかくノートに載せようと思います。

草々さんこと、青木崇高さんのブログ、久々に更新されていました。
100円の絵が素晴らしいです。



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