四国村ライブと21ストリート最終回の日

9年前の２００２年９月２９日（日）

四国村は香川県の屋島（やしま）という屋根の形をした島です。そこにある「四国村」という施設の中にかやぶき屋根の農村歌舞伎舞台があり、そこで香川に朝日新聞高松ビル完成のを祝してのコブクロライブがありました。観客数は約１０００人でした。
（２００２年の写真集を見てみてくださいね。とても幻想的です）

私にとっては前年の学園祭ライブに続いて二回目のライブでした。
長い石畳を歩いていくと小さな歌舞伎舞台が現れました。
客席はすり鉢状になっていて長いすでした。席番号は「いろは順」でしした。

席に着くと汗が噴出して蒸し暑いのか周囲の人も団扇で仰いでいました。
朝日新聞の購読者の方も多数おられて、子供からご老人までいろんな年代の方の姿がありました。

チケット申し込みはとてもシンプル、近くのＡＳＡ（朝日新聞販売所）や、高松の支局に申し込む。というものでした。チケット代は４０００円。送られてきたチケットは今のように文字だけのチケットではなく、カラーの写真入のすばらしいチケットでした。

あまりにも素朴なたたずまいに「本当にこんなところにコブクロさん来てくれるんかなあ・・・」と一瞬不安になりました。
少し日が傾きかけた夕方拍手の中二人が登場、小渕さんのギターがなり始めました。
ＹＥＬＬでした。「おー本当に来てくれたんだ～」と感激でいっぱいでした。

この日のセットリストは


M1.　YELL
M2.　Bell
M3.　新しい場所
M4.　GRAPEFRUITS DAYS
M5.　太陽
M6.　彼女
M7.　アンブレラ
M8.　Ring
M9.　遠くで
M10. 翼よあれが巴里の灯だ
M11. 光
M12. 願いの詩
M13. 風 （アカペラあり）

EN1. ゆらゆら
EN2. 轍

でした。

もちろんＭＣも絶好調で、楽屋からステージに向かうときに靴は戸外においてあって「ムカデが入っていないか、よく確かめてくださいね」といわれた話、讃岐うどんは、どこのお店が一番おいしいかといううどん談義。
前日訪れたうどん屋さんでおでんを自分でとってお皿に盛ったら、まだ冷たくて、「すじ」ぜんぜん味がしみこんでいなくて・・・お湯の味がしてたそうです。
コンビ二でも「それ入れたてなんで」って教えてくれるのに、とクレームをつけようかと思ったけど、そのとき走り回っていたメリケン粉を顔につけたその店の女の子がかわいらしかったのでみんなで「店長」といって遊んだので我慢したこと・・など話してくれました。

「遠くで」はまるで空に溶けていくように心を込めて歌われ、初めて聴いた人もお母さんのために作られた曲と知って涙を流す人もたくさんおられました。

この日最も心に残ったのは「風」でした。
日はとっぷりと暮れて、客席も薄暗く回りはさえぎるものもない空間。虫の合唱の中で響いた最後はマイクオフの歌声。

鳴り止まない拍手の中でアンコール登場。
イントロに失敗してもう一度やり直した「ゆらゆら」

こういうアクシデントでも、黒田さんがしっかりと盛り上げてしまうたくましさ。ストリートで培ってきた力なんだなあと感じました。
「轍」も手が痛いほどの手拍子で大盛り上がりでした。
初コブクロライブ。という方が多い中最後にはみんなで一つになれた、そんなすばらしい夜でした。

この年の夏、「願いの詩」は夏の甲子園番組（現・熱闘甲子園）のテーマソングになっていて試合の中継の合間にもよく曲がかかりました。
香川の代表校の応援席にコブクロの「願いの詩」にちなんだうちわが揺れていたそうです。

何年たってもこうして思い出したくなるライブに参加できたこと、幸せに思います。書いていると思い出してくることもありました。

どんなときでも、どんな場所でも精一杯歌を届けようとしてくれるコブクロさんの成果だと思います。

昨日雨降る中、たった一人で四国村を訪れた友人が懐かしい農村歌舞伎舞台の写真をメールで送ってくれました。「ここに来ると何だか泣きそうなります。」と。




それぞれの場所でそれぞれの人の心の中にいつまでも大切に思い返したい・・・そんな暖かいライブがあったこと知っていただきたくて古い自分の記事を引っ張ってきました。



追記　デュークのレポのサイトを教えてもらいました。まだ残っていたんですね。


http://www.duke.co.jp/DOMO/2002/nob/kobukuro_0211.htm

この写真は一曲目のYELLの時だと思います。
小渕さんこのジャケット一曲目が終わったら暑くなって脱いだと思います。
ある意味レアな写真だと思います。


もうひとつ忘れていた記念日
コブクロ21ストリート最終回

FM802で毎週金曜日の夜の30分放送されていたコブクロの21ストリート。コブクロも多忙になってきていたせいでしょうか。
とうとうこの日最終回の放送になったのでした。
それまではコブクロが大阪のラジオ局に来られての録音だったようですが、この最終回はヒロトさんが東京のスタジオまで出向て行かれての生放送でした。

どこかに録音したものがあるはず。
聴かなきゃ。

2006年9月29日の自分のブログからの放送を聴きながらのレポを引っ張ってきました。



2006年の記事より
今日の21ストリートはなんと東京の某リハーサルスタジオから生放送です。

番組が始まる前の放送で和歌山の方からのリクエストで♪ここ花がかかったときから泣いちゃいました。(T_T)

21時始まったら君翼がかかったけどずるいよ。第一回目の放送からのダイジェストがはじまるんだもの。
早速号泣です。

ヒロトさんを交えてのトーク絶好調です。
ギャラリーも多くてみんな責任ないからサロンみたいにくつろいでいるんですって。

過去のゲストとのトークのダイジェストもありました。
馬場さんの声もありましたよ～。

引き続き報告していきます。

いまからラバーズサーフができるまでをふりかえるんですって。

もう終わらないで～。


自分でコメント欄を利用したレポ

21時51分 (きょうちゃん) 2006-09-29 21:52:52 ギター一本でできあがったラバーズサーフうたったときの音源かかってます。
こいのドッキドッキ阪和道 (きょうちゃん) 2006-09-29 21:58:06 ラバーズサーフ。恋のドッキドッキ阪和道どっちのタイトルにするかの投票の時の放送がながれました。

いまは恋のドッキドッキ阪和道じゃなくてf^_^;ラバーズサーフがかかってます。


22時15分 (きょうちゃん) 2006-09-29 22:19:09 コブクロの気軽にワンコーラスより抜粋

チェリー(ToT)最高です。

冬のうたカバーのコーナーに選ばれた♪いつかがかかってます。°・(>_
22時23分 (きょうちゃん) 2006-09-29 22:25:57 これから生スタジオライブがはじまるそうです。
スタンバイの間にプライムヒッツを卒業するときにつくった。「ここから」が小渕さんのリクエストでかかっています。
生ライブ開始


22時27分 (きょうちゃん) 2006-09-29 22:29:25 四年半前の放送開始の最初にかけたというYEELです。また涙でてきたよ。°・(>_


22時35分 (きょうちゃん) 2006-09-29 22:39:33 夢というテーマでリスナーと一緒につくった曲Starting Lineです。あの結婚報道後初の21ストリートの時歌ってくれたこと思い出してます。。°・(>_



22時41分ゲスト乱入 (きょうちゃん) 2006-09-29 22:46:04 HAPPY BIRTHDAYうたいながらゲストが入ってきました！

TAKEさん、Kiroroの綾乃ちゃんがきてくれました。
風に吹かれてのスタッフやFM802のスタッフから花束をもらってTAKEさんの持ってこられたビールで乾杯！がありました。



あーあと15分だあ(T_T)



22時47分 (きょうちゃん) 2006-09-29 22:48:50 桜がかかっています。
みんなでたくさん話してるんだろーなー。

小渕さん泣いてないかなあ？


22時52分 (きょうちゃん) 2006-09-29 23:01:02 桜が最後の曲になりました。

コブクロアロマテラピー当選者発表はまた関西の方ばかりでした。。。。(〃_ _)σ∥



二人から挨拶がありました。
二人から番組を終えるにあたり挨拶がありました。

黒田さんからは、また機会が会ったら帰ってきたい。

小渕さんからは番組当初から支えて来てくれた100万人のエールさんへの感謝の言葉がのべられました。

来週からはヒロトさんが二時間やられるそうです。

ありがとうございました。




以上です。
すっかり忘れてしまっていてとても宙では書けないので、自分の書き込みを引っ張ってきました。

今から思えば贅沢な時間でした。
コブクロのテレビ出演よりラジオがおもしろかった。好きでした。


21ストリートに関する思い出の写真
コブクロのホームルーム内にあった放送終了翌日くらいにトーク部分だけ聞くことので来たコーナー写真

頂き物の写真二枚目

21ストリートのリスナープレゼントに使われていた「コブクロアロマテラピーセット」です。

そしてこれが21ストリート初代プレゼント

「コブクロック」！！
です。

二人の音声で起こしてくれるアラーム時計だそうです！