春待草の独り言

日々思ったこと、感じたことを日記代わりにつづっていきたいです。昨日コブクロライブに行った記念に。

桜の木の下で。

2010年04月04日 | 想うこと感じたこと
岡山のソメイヨシノ昨日の陽気で満開になりました。

来年も来るよって桜並木に言いました。

NHKで桜の下で一人の写真家の人が18歳の女の子三人の写真を32年間撮り続けた。という話を放送していました。

32年間のうち、三人はそれぞれ違う人生を歩みます。
だけど桜の花が満開になる頃、必ず三人で京都に集まるのです。

二人の人は桜のはな咲く頃結婚しました。

両親のうちお父さんが脳梗塞、お母さんが癌で手術を控え同時に入院した人がいました。
お父さんとお母さんは病院から桜のはなが庭に咲く会場に、正装して式に臨まれたそうです。桜の花枝をもって嬉しそうに。

彼女は両親の介護をしながら妊娠。出産をします。

お腹が大きな時、次の年は赤ちゃんを抱いて。
旦那さんが写真に入ったり、もうひとりの友達も結婚して、写真に写るメンバーが増えていきます。

ご両親を見送られたあとも桜の木の下で桜を撮りました。

最初に生まれた女の子が18歳になるまで撮り続けようと、写真家の人は思ったそうです。
女の子が18歳になったとき、お母さんが18歳の時に来た着物を着せて撮りました。

その後も写真は続いていて二周目にきています。

18さいだった女の子三人は今年50歳。

悲しいことも辛いこともあったけど、また来年も桜の木のしたで、写真を撮ろう。それまで一生懸命いきよう。と思うようになったそうです。

だからいつの間にか四月の桜の時期は仕切り直しの時期になっていったようです。

桜の木に咲く花は毎年あたらしいけど、その幹はずっとおんなじで見守ってくれているようだと。

私も今年満開の桜にまた来年もくるからね。と約束しました。

来年の桜父もみられたらいいなあって。

去年は今年はみられないかもって思った時期もありました。

桜のはなは待ってくれてるんですよね。
コブクロの蕾の中でもそんな歌詞がありますよね。

そうどんなつらいことも嫌なことがあったとしても、うれしいことがあった時も変わらずまた新しい花を咲かせて迎えてくれるんですよね。
桜って。一年たったことが一番実感できる花かもしれないですね。


写真は桜じゃありません。清水白桃の花が咲いたよ!って友達が送ってくれました。

これが夏には美味しい白桃になるわけです。
広島でくも膜下出血で今も危篤状態の木村コーチ。
昨日インターネットでどんな経歴だったのか調べてみました。

色んなポジションをこなせる選手だったんですね。
なんとか回復されるよう祈ります。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (リーフ(^u^))
2010-04-05 00:19:53
同じ桜の下で32年間同じ女の子をとり、その間に人が増えて行き、それを撮り続けた写真家さんの話しにほっこりとなり、きっと言葉を持たない桜も3人の女の子や家族、写真家さんなどを温かい植物の心で見守り続けてきているんだろうなということを思うとなんとも言えない気持ちになりました。


私は植物には心があるんだろうなと思います。だから、きょうちゃんさんが桜に「また来年に来るね」と言った言葉、しっかりと聴きとって喜んでいると思います。来年もお父さんが、桜をみれますように。


巨人の木村コーチも元気になって、来年の桜が見れますように!!
返信する
リーフさんへ (きょうちゃん)
2010-04-05 23:12:40
コメントありがとうございます。
一人の女性の言葉がとっても胸に届いたので、ブログに書いて残したいと思いました。
32年間ずっと続けるって、気持ちだけでも大変なことですよね。
返信する

コメントを投稿