春待草の独り言

日々思ったこと、感じたことを日記代わりにつづっていきたいです。昨日コブクロライブに行った記念に。

ローリー寺西さんの言葉。

2010年05月17日 | ちょっといい話
今日はとってもいいお天気の岡山です。

今朝ぽちっとラジオをつけたら、ローリー寺西さんがおしゃべりされていました。

とてもいいお話だったので途中からですが、ご紹介します。

ローリーさんは小学生のころ意地の悪いいじめにあっていたそうです。
始まりは廊下をすれ違いざま、同じ人に「なすびのへた」とささやかれて。
また次の日は違う言葉を吐きながら、すれ違う・・。

そのうちいじめが始まったように覚えている。ということでした。
じゃんけんをして、負けた人が一人で掃除をする。
ローリーさんが勝ったら、みんなあとだしして、強引に負けにする。

ローリーさんが負けるまで続ける。

帰り、また同じ方法でカバン持ちをやらされ、10個もカバンを持たされることもあったそうです。
犬の糞を木の枝につけられ、両手がふさがったローリーさんの鼻の前にくっつける、メガネの中に毛虫を入れる…。

普通に話されていましたが、きくのがつらいほどの壮絶ないじめでした。
何度も泣いたそうです。

だけど。

ある日。

こう思ったそうです。
「いつかこのいじめ体験を人にお話しする機会が来るんだ。その時のためにもっといろんないじめをしてみろと。」
すると案外平気になっていったそうです。

そしてお母さんがまたすごいんです。
いじめられたことを言うと「いじめられたことであなたが強くなればいいんだ、無駄なことじゃないからと」
お母さんの言葉と自分である日思いついた言葉で強くなって行かれたそうです。

中学になり親戚のお兄さんにギターを教えてもらい、4つのコードを弾けるようになったそうです。
なんでも4つコード弾けると500曲くらい弾ける曲があるんだそうです。

どんどん上手になって、それは自信に変わりました。

初めて知ったのですが、ローリーさんは、槇原敬之さんと本当のいとこなんですって。

「人生起こるに無駄なことなんてありません。物事いろんな角度で見ると面白いんです。たとえば蝉の抜け殻を見つけた時こう思ったんです。

蝉は蝉になるまでの約7年間、土の中で暮らし、ずっと自分はこういう幼虫みたいな姿なんだ…。って思っています。きっと。

それがある日突然、土の中から出てきて、からが破れ、綺麗な羽が生えて、飛べるようになる。

今いじめられている人はそれがすべてだと思って、真っ暗な気持ちでいるかもしれない。
だけどそれはまだ未来の自分が輝く姿にあることを知らないだけ。

真っ黒で分厚い雲の上には綺麗な青空が広がっているんだから。

決してあきらめないで」と。

本当につらい体験を克服した人の言葉だから、心に響くんですね。

なんでも物事違った角度から見ると、違った考えが浮かぶんだと。

昔聞いた話だとローリーさんは小学校のころ肥満児で、中学の時にものすごいシビアなダイエットをして、今の体系になったんですって。

いじめ・

なくなるといいね。


先日ニュースで言っていました。
昨年自ら命を絶ってしまった方は日本国中で3万人を超えるそうです。

岡山県内でも400人を超える方が…。

交通事故の死亡者数はおそらく1万人を切っているはず。

自殺者の中にはきっといじめが原因の人もいるでしょう。

みんなと違っていても、いいじゃない!って思えるようにすると少し楽になえる人がいるんじゃないかな。

ローリーさんの話と、タニケンさんの名前いじめられている人、いじめている人にも届くといいな。

ずっと前高橋克典さんが高校時代、尾崎豊さんと同じ高校だった時のことを話されました。

「卒業」を軽音楽室で高橋さんが一人だった時に尾崎さんがやってきて「こんなきょくできたんすよ」って。

なくなった尾崎さんに言いたいことは「あいつはとても純粋な奴でした。ただ生き方が不器用だった。曲がり角を曲がったらそこに光が見えているかもしれないのに、それを知らなかったんだと」

出口のないトンネルもないんですよね。

みんな頑張ろう!!

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