春待草の独り言

日々思ったこと、感じたことを日記代わりにつづっていきたいです。昨日コブクロライブに行った記念に。

夏の甲子園中止。悲しい回数のズレ

2020年05月21日 | 想うこと感じたこと
おはようございます。
岡山は今朝はちょっと涼しいです。

春のセンバツに続き、とうとう、夏の甲子園(第102回全国高校野球選手権大会)の、中止の発表がありました。
新型コロナウイルスの影響を考慮してとのことです。
以前、夏の甲子園大会の試合の抽選会場での当時の朝日新聞大阪本社の社長さんの挨拶が心に残っています。
たぶんこのような内容でした。

毎年8月15日終戦記念日の正午プレーを止めて黙祷をします。
これは戦争でなくなった方への追悼のためだけではありません。

多くの球児も戦争で命を落としました。

この甲子園は戦争中、国の命令でグランドは芋畑に、名物の銀傘は、武器の材料として、とられました。

地下の練習室は潜水艦の精度をたしかめるために使われました。

この全国野球選手権大会は、今年本来なら第○○回大会であるはずです。
ではなぜ第○○回大会なのでしょう?

それは過去に戦争で中断していた期間があるからです。

この○回の回数のズレは悲しい歴史の足跡です。

戦争が終わりまた、甲子園大会が再開されるようになりました。

終戦記念日の黙祷はここで野球ができることのしあわせ、感謝、平和が続きますようにと言う願いと感謝も込められているのです。

と言うようなことを話されたと思います。

私もその時少し、歴史を調べました。
1915年に始まった全国高校野球選手権。

いままで
▲1918年は米騒動のため。

▲1941年から1945年は、太平洋戦争のため
ただし、1918年の第4回大会
1941年の第27回大会は、中止にはなったもののカウントされています。

今年は本来なら第106回大会のはずだったのでしょう。

しかし今年は第102回大会になっていました。

来年行われるなら本来なら107回大会のはずが第102回大会となります。(追記にて訂正)


この悲しい回数のズレは、戦争に続きコロナによってまた、一回ふえることになります。(計算間違っていたらすみません)

今朝のNHK朝の連続テレビ小説。
この夏の甲子園中止のニュースの翌日とは。

多くの方が感じておられるかもしれませんがまさに神回に残るすばらしい内容でした。
三浦貴大さん。
百恵さんの声に少し似ている低めのいい声。
とてもいい演技でした。


夏の甲子園大会の大会歌、栄冠は君に輝く。
これは第30回大会を記念して歌詞を公募して作られた曲だそうです。

作詞者の加賀大介さんは、かつて甲子園を目指す球児だったそうです。

練習中の怪我がもとで骨髄炎を起こし片足を切断され野球ができなくなったかただそうです。

当時本名で応募するのが恥ずかしく、婚約者である中村道子さんと言う方の名前にしていたそうです。(後に訂正されたそうですが)

作曲を依頼され 古関裕而さんは、この選ばれた歌詞を手に実際に甲子園球場のマウンドで作曲を挑まれたと聞きます。

まさに今朝のエールのお話、誰かのための応援歌としてかかれたのだなあと思い、それもあって今朝のエールは、神回だ!と思うのです。
小さい頃から甲子園を夢見て頑張ってこられた球児、また支えてこられた御家族、応援団、吹奏楽部、応援団の皆さん、大会にかかわっている方、甲子園を見たり、ラジオで聞いたり元気をもらっているかた。

数えきれない甲子園ファンのかたにとって本当に悲しいニュースでした。

うまく言えないけどこの悲しい悔しい気持ちが違う形で、みんなの力になる日が来ると思います。


来年の大会の終戦記念日の黙祷は感慨深いものになるでしょう。


古関裕而さんの、命日は8月18日だそうです。

うまく表現できないけど、みんなに自分にエール!

長文読んでくださってありがとうございます。
良い一日に!

追記

朝刊を読んで大会の回数を訂正します。


今年の第102回大会は開催されませんが全国の球児が目標として来た大会として、米騒動の第4回、太平洋戦争の第27回のように大会回数としてカウントされるそうです。

来年は第103回となるわけです。

全国の球児みなさん、あなたたちは第102回大会の選手だと思います。
そして第102回大会は、どの大会よりも忘れたくないみんなの大会です。

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