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梅ちゃんのガーデンブログ

コンコード環境デザイン研究所○ランドスケープデザインとまちづくりとマウンテンクライムのブログ

香椎のサクラ

2021-04-10 00:29:36 | ランドスケープ
香椎には清張ゆかりの桜なるサクラがあり、毎年美しい姿を見せてくれる。
今年も春爛漫、ほんの一瞬ではあったけれど薄ピンクの花を見せてくれた。
そしてもう一つ
この桜の脇には石碑が立っている。
この石碑の文章、意味不明といえば意味不明なのだが
主語が二つあって、しかも最後は、あったとも考えられます。
などと根拠のはっきりしない、かなりいい加減なことが書かれているのである。
ここで
この桜が小説(ちなみに松本清張の点と線)の風景描写に出てくればその可能性は高い。といえるのだが。
しかも石碑だからおそらく永遠に残るだろう。
その時はこれも香椎の不思議の1つとすればいいのかもしれない。
と思っております。


       清張ゆかりの桜


香椎宮勅使道 楠の並木

2021-02-06 14:03:51 | ランドスケープ
楠の並木は香椎のランドマークである。

香椎宮参道には楠の並木がある。
香椎らしい景観であり緑陰も素晴らしい。
この並木、大正15年2月11日建国記念日に植栽された。とあるので
かれこれ95年ほど経つのだが、香椎宮への参道を修景し香椎を代表する通りとなっている。
もうすぐ植樹された建国記念日である。
それはさておき
足元は根が舗装を持ち上げ歩きにくいのであるが、
いつも緑陰を提供してくれて冬でも常緑樹の潤いある
緑の景観をつくっていることは素晴らしいと思う。
ところで
楠は温暖な地域に植生し九州でも大木が多い。
この樹から樟脳という防虫剤を取っていたという。
今では、ほとんどナフタリンという化学薬品に取って代わられたが
筑後地方に昔ながらの楠の蒸留で樟脳をつくっている事業所が1社だけ残っているとか。
生産が少なくなると希少価値となり、付加価値を生むらしい。


楠の並木と参道の鳥居(今は車の道となっている)

晴山雪読

2020-12-19 22:08:10 | ランドスケープ
しばらく間があいてしまったけど、また再開します。
あと10日ほどで今年も終わり。
11月から家族のことで、大変だったけどやっと落ち着いてきた。
来年は良いことがありますよう願うばかりです。
ところで
最近、公園には新しい役割が期待されています。
つくる時代からマネジメントの時代です。
私たちの役割も変わっていくだろう。
それはさておき、
あいかわずの乱読だけど、本は好き。だけど、積んどくが多いもんな~~
これでも高校3年間はズ~と図書委員だったな。
コロナ禍のこんな時代だからというわけではないけど、
ステイホーム もっと本を読もうと思います。

水の話 その2

2020-08-25 22:58:59 | ランドスケープ
水の話 その2
沢登りのあと、山頂を目指すと登山道の傍らに穏やかな渓流があった。
透き通った水と、穏やかな流れ、川底は一枚岩らしい。
荒々しい連瀑帯から逃れると
静かな渓流の流れは、新たな感覚が生まれる。
水に触れたいという欲求なのかもしれない。
もちろん
水は生命体ではない。
けれども命を支える最も基本的なものであることに間違いない。
人の体は8割ほどが水でできているそうだ。
音もなく流れ、まわりの樹々に生命の充実を与える水を
もっと大切にしなくてはなるまい。
そしてもっと水のことを知りたいものである。
夏の日の渓流は、日々のくらしへの癒しでした。
夏の盛りの一日。沢で遊ぶ。

静かな渓流

連瀑帯

水の話

2020-08-02 00:12:09 | ランドスケープ
水の話
今年の梅雨は最後に大雨で終わったけど、水ほど恐ろしくまた美しいものはない。
流れる水はあらゆる造形より豊かな表情を見せ、静かな水面は鏡のようにあらゆるものを映し出す。
人は水の中にいると(温泉の中でもそうだが)胎内回帰するらしい。
生命の源ともいえるだろう。
この日
脊振の沢を遡行した。
これまでの大雨で増水した沢は流されるかと思うくらい水圧があったし、
ゴルジェや連瀑帯では冷たい水を体感し、シャワークライム楽しんだ。
スリリングだけど、少しずつ気持ちが高揚する。
ハイキングでは味わうことができない水の感覚を味わった。
そんな沢だった。
いよいよ本格的な夏です。


深山幽谷の蕎麦屋

2020-07-04 22:37:51 | ランドスケープ
紫陽花山を廻り蕎麦を食した。
蕎麦屋は深山幽谷がふさわしいそうだ。
たしかにラーメン屋、うどん屋は深山幽谷は似合わない。
蕎麦はやせ地にも育ち年に二回収穫ができるそうで、日本人には親しみのある食べ物だ。
谷間の展望台からは晴れた日には東シナ海が見えるそうだ。
渓谷を流れる水の音も心地が良い。
ここでは出会うのはカップルばっかりということで、いいデートコースなのだろう。
若者はうらやましい。
それはさておき、
立体的で思った以上に高度感があり海を臨む展望も良い。
緑と空のコントラストが気持ちいい。
ある意味、都会にはない癒しの空間でした。




梅雨空

2020-06-27 22:41:05 | ランドスケープ
梅雨空の晴れ間
昨日から大雨が降っている。
線状降水帯、同じ場所で強い雨が降り続き想像を超える雨量になる。
H29年の九州北部豪雨でもこの降り方だった。
河川の氾濫、土砂崩れには十分気を付けたい。
また当分山には登らないほうが良い。
しかし
春もめまぐるしく気候が変わるが、最近はそれ以上に変わっている。
降り方も熱帯のスコールみたいだ。
そんな中、ほんのつかの間の青空を見た。

ほんの少し気持ちが和らいだ。
いつまでも続く雨は無い。

下浦フィールドワーク

2014-07-28 23:20:37 | ランドスケープ

26・27日の二日間、熊本県天草の下浦にフィールドワークに参加した。
昨年は高浜のFWに参加しなかったので、2年ぶりの参加になった。

この日、下浦の海はとても穏やかで島の景観は変化にあふれ
みどりは深く空は果てしなかったのでしたが、日差しは強く危うく熱中症になりそうだったのである。

ところで
これに参加する前に、キリシタン館を見学したのだがやはり天草四郎は
いまだにヒーローとしてこの島の人々に愛されていたのである。

それはさておき
私はこの下浦を訪れたのが2度目である。
初回は30年前、天草出身の友人が結婚するので
お祝いがてら、この下浦にある自宅を訪ねたことがあった。

あの時お父さんが石工だったことを覚えていたが、
あの下浦石工だったとは思いもしなかった。
というより勉強不足だったなーといまさらに思うのである。

その友人は今は熊本県の役人で熊本市の近郊の住宅地に住んでいるのである。
確かに
島の活性化は極めて難しいが、それに挑むのも面白い
おそらく
そこには自分たちの本音も見え隠れするのである。

コンコード環境デザイン研究所 梅田和久

輝国公園

2014-06-26 23:40:05 | ランドスケープ

先日、昨年設計を行った輝国公園の竣工を見に行った。
この公園は、計画地内に自然林が残るちょっと変わった公園で
入口が狭く、内部への見通しが悪かった。

そこでごらんのとおり、ちょっと大きすぎるかもしれないが
どーんと入口をとり開放的な公園へと変身したのである。

以前に比べ遊具や広場も新しくなって、この日も家族連れが楽しく遊んでいた。
やはり公園は多くの人に使われて、そうやって育っていくものである。

明日は東区イキイキ事業のプレゼンである。
良い結果を出したいものである。ガンバロウ!!

コンコード環境デザイン研究所 梅田和久

福岡城と水城

2014-06-10 23:42:16 | ランドスケープ
福岡城と水城

8日の日曜日、技術士会の研修で秋にある技術士会の全国大会の下見を兼ねた
テクノツアー(わたしのよく使う言葉ではフィールドワーク)に参加した。

仕事では香椎宮も名島も箱崎も良く訪れているのだが
今回は初めてのところばっかりだった。

朝9時に集合し打ち上げのアサヒビール園が終わったのが夜の9時である。
まー充実した1日だったのである。

この日は小雨が降るあいにくといえば、あいにくの天気だったが
九州の歴史は深いなーと再確認した日でもありました。
水城は世界でも類を見ない巨大な(あの時代では)土木構造物であるらしい。

コンコード環境デザイン研究所 梅田