映画少年

映画と音楽を愛し 教育の未来を想う 少年のつぶやき

映画「追憶」

2017-11-23 18:37:06 | 日記


「追憶」(2017年5月6日公開)
監督:降旗康男 
出演:岡田准一(四方篤)、小栗旬(田所啓太)、柄本佑(川端悟)、長澤まさみ(四方の妻)、木村文乃(田所の妻)、西田尚美(川端の妻)、安藤サクラ(仁科涼子)、吉岡秀隆(山形光男)ほか

能登半島の風景、特に日本海の夕日が印象に残った。(撮影:木村大作)


1992年、冬の能登半島。親に捨てられた3人の少年(篤、啓太、悟)は、軽食喫茶『ゆきわり草』を営む仁科涼子のもとで暮らしていた。


電気屋を営む常連客山形光男も少年たちを可愛がり、5人は家族のような生活を送っていた。


しかし、かつて涼子が付き合っていた男(ムショ帰りのヤクザ)が現れ、幸せな日々は崩壊し始める。


篤は涼子のささやかな幸せを守るために・・・。その事件をきっかけに3人は別れ別れになる。

それから25年、刑事になった篤は、2人に再会するが、悟は何者かに殺され、啓太は容疑者として警察にマークされる。




重苦しい雰囲気が延々と漂う作品だったが、終盤に思わぬ展開が用意されており、感動で涙が頬を伝う。「いい映画だったなあ・・」心からそう思える秀作だ。


日本アカデミー賞優秀作品賞(撮影賞も)の最有力候補となるだろう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿