映画少年

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睡眠負債が危ない

2017-11-02 03:41:55 | 日記

「小林麻央さんの乳がんに睡眠負債の疑いは?」という動画がユーチューブにアップされ、次のような添え書きが記されていた。「小林麻央さん 享年34歳。若くして逝去した彼女は、闘病の日々をブログに書き続け世界に感動を与えました。タレント、キャスターとして活躍した頃は、多忙を極め、十分な睡眠時間も取れなかったでしょう。睡眠負債と乳がんとの関係が明らかにされつつあります」
「睡眠負債」って一体何? 動画を見ておよそのことがわかったが、気になるのでさらに調べてみた。

睡眠負債とは、スタンフォード大学の研究者により提唱された言葉で、日々の睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態のことで、睡眠不足が積み重なり「債務超過」の状態に陥ると、生活や仕事の質が低下するだけでなく、うつ病、がん、認知症などの疾病に繋がるおそれがあるとされる。日本人のおよそ4割は睡眠時間が6時間未満で、睡眠不足の状態にあるとのこと。しかしこれを自覚できていないケースもあり、睡眠不足が蓄積していってしまうそうだ。2003年にペンシルベニア大学が行った研究によれば、6時間睡眠を2週間続けた被験者グループの脳の働きは、2晩徹夜したグループと同程度まで低下したという。
それでは、どうしたら負債の返済ができるのか?
睡眠負債のリスクを取り除く根本的な方法は、不足している睡眠時間を増やすこと。ただし週末などに「寝だめ」をするのは、日常の生活リズムを崩すことになり、逆効果となる場合があるそうだ。早稲田大学研究戦略センターの枝川義邦さんは、寝だめにより生活リズムが崩れることで、「ブルーマンデー」に繋がるおそれがあると指摘する。一方、睡眠の先行投資としての仮眠、日中に15分程度の昼寝をすること、メラトニン分泌のために朝の日光を浴びること、夜間のブルーライトを避けることなどは有効とされる。

実は、今年の6月にNHKが「睡眠負債が危ないNHKスペシャル 」で取り上げていた。

関連サイトを見ると、
「わずかな睡眠不足が、まるで借金のようにじわじわ積み重なる「睡眠負債」。命にかかわる病気のリスクを高め、日々の生活の質を下げていることが明らかになった。どう予防・対策するか?最新研究の取材をもとに迫る60分の拡大生放送。
日本人に広がる?「がん」「糖尿病」「心臓病」といった重大疾病と強い関連があること分かってきた睡眠不足。しかも最近の研究では、普段6-7 時間寝て自分では「睡眠は十分」と思っている人でも、わずかな睡眠不足が蓄積する「睡眠負債」によって命に関わる病のリスクを高めたり、日々の活動のパフォーマンスを劣化させたりしていることがわかってきた。最近の研究で、睡眠負債により仕事や日々の生活の質が大幅に低下する実態が見えてきた。さらに、血糖を下げるホルモン・インスリンの働きの低下や、アルツハイマー病の原因とされる物質の蓄積を引き起こす危険も見えてきた。健康診断などではわからない「睡眠負債」の存在。しかし、日々の生活のある特徴に注目するだけで、自分のリスクが高いかどうかを手軽に判別できる。番組では専門家の監修のもと、睡眠の状態をチェックし「睡眠負債リスク」を判定するテストを作成。全国の視聴者に参加を呼びかけ、日本に潜む睡眠負債リスクをあぶりだす」
チェックリストがあったので試してみたら「中程度」の判定が出た。添えられたコメントには、今後生活習慣を改めれば大丈夫とのこと。
「よし!頑張ろう!!」そう思ったが、そうなると早朝のブログ作成タイムも改めなければならない。それはちょっとつらいが命には代えられない。

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