映画少年

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相棒 劇場版IV

2017-11-26 14:24:14 | 日記


「相棒」は、2000年6月から2001年11月までの単発ドラマを経て、2002年10月から連続ドラマとしてシリーズ放送されている刑事ドラマ。現在season16が放映されている。
また、劇場版も4作公開されている。今回視聴したのは、最新作「相棒 -劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人! 特命係 最後の決断」(2017年2月11日公開)である。
主な出演者は、水谷豊、反町隆史、及川光博、仲間由紀恵、石坂浩二、山口まゆ、内田未来、鹿賀丈史。
劇場版だけにスケールが大きく見応えがあった。内容は、70数年前の戦争で国から見捨てられた少年と、7年前にテロリストから誘拐されながらやはり国から見捨てられた少女をめぐる話であり、「いざという時、国は国民を守るのか」という問いを投げかける作品である。
いつもどおり、天才でありながら窓際刑事である杉下右京(水谷)が相棒の冠城(かぶらぎ)亘(反町)とともに難事件を解決に導く展開となるのだが、今回は杉下が狙撃されて大怪我を負うというドキリとする場面も盛り込まれており、最後まで目が離せない。クライマックスの銀座でのスポーツ選手の凱旋パレードのシーンは、昨年7月に北九州市小倉北区の小文字通りで3000人のエキストラを集めて撮影されたとのこと。


水谷豊の年齢を感じさせないスマートな立ち振る舞いは相変わらずだが、容疑者を全力で追いかける姿には驚いてしまった。とても65歳とは思えない。
相棒役の反町隆史も敏腕刑事ぶりを発揮していたし、かつて相棒役だった及川光博も久しぶりに登場して華麗な演技を見せてくれた。

広報課長役の仲間由紀恵は、いかにもエリート官僚といった感じで、映画「トリック」で阿部寛との掛け合いで見せるイメージとはまた違う魅力を見せてくれた。


右京と時には対立しながら理解者でもある警察庁長官官房付役の石坂浩二は、今回も重要な場面で右京に助け舟を出した。


国連犯罪情報事務局元理事マーク・リュウ役の鹿賀丈史も重厚な演技を見せてくれた。


テロリストの人質になった10歳の少女を演じた内田未来は、現在6年生。

また、7年後の成長した少女を演じた山口まゆは、現在17歳。

どちらも相棒出演をきっかけにさらに飛躍が期待される若手女優である。これからも注目したい。



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