耐用年数が近づいている当地のゴミパイプライン、大雨が少しばかり降っても忽ち浸水して運転停止に。これがここ何年かの定番行事になっています。
当地は、先月17日に梅雨入りして結構な雨も降ったものですから、以来、ゴミパイプラインの運転停止が続いています。
その埋め合わせに、日曜・祭日を除く毎朝8時半にはゴミ収集車がやって来ます。それに間に合うように、ゴミの仮置き場にゴミ出しすることが毎日の新しい日課となっています。
締め切り間際の時間には、管理組合担当役員もゴミの仮置き場に詰めています。で、ゴミ出しついでに、つい雑談することに。
「運転休止になった一時期、カラスの大集会が騒がしかったですよねぇ。
パイプライン停止を絶好の機会と見て、この辺一帯の生ゴミを狙って
群れていたんでしょうか?」
「あぁ、アレね。繁殖期特有の集団見合いだったんじゃないですか?
私はそう見ていましたけどねぇ。」
「集団見合い?! やはり、そういう見方もあるんですねぇ。
アレには登校中の小学生が怖がっていましたよ。
今は静かさが戻って何よりです。」
人は、同意見の人がいると意を強くするもの。実は、集団見合いの可能性もアリかと私も思っていたので、ほぼ納得できました。自然界では、シャチの集団見合いが知られています。
それでもまだ、疑問は残ります。カラスが大集合するのは、春から初夏に掛けてのこの時期に限りません。確か、秋にも見た記憶があるからです。
年がら年中発情するヒトと違って、野生動物には決まった発情時期があるはず。野生のカラスが、まさか巣作りに不適な秋にも発情するとは考えにくいのです。
ところで、話題に上がったカラスの大集会ですが、あたかもヒッチコックの映画 “ザ・バード” そのものでした。
ザッと見て100羽以上、下手をしたら200羽ぐらいのカラスが、マンション前の公園周辺半径100 mぐらいの一帯に大集合したのです。
“全員集合!” の号令一下、一堂に会した大集会さながらでした。
こんな大群で、辺りの電柱や電線、木々の枝々、建物の屋根や庇にビッシリ停まっていました。下の道を通りでもしたら、空がカラスで真っ黒に見えただろうと思えるぐらいなのです。
中には、ちょくちょく場所を移動したり、2羽一組で空中戦さながら追いかけっこに興ずるものも。それぞれが口々に啼き叫ぶだみ声も喧しいったらありません。
そんな騒々しさと不気味な光景は1週間も続きました。コロナ禍にある今どき、それはそれは不吉な気分にさせるに十分な光景でした。
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