公園内を散歩の途中、芝生広場南側のベンチ前を通ったとき、ある “おっさん” のことを思い出しました。
今年の夏の朝、散歩途中のこのベンチ付近には、カフェラテの空のペットボトル
が決まって捨てられていました。ベンチの上に1本チョコンと放置されているとき
もあれば、ベンチ下に2,3本転がっているときもありました。
そんなペットボトルの放置を見過ごせない私は、それらを拾って処分していました。
ある日の朝、いつものベンチに見知らぬ “おっさん” が腰かけていました。
いつも通りに空のペットボトルを処分しようとした私に、その“おっさん” が
こう声をかけてきました。
「こんなトコに捨てちゃ~、あかんわなぁ~!!!
こんなん見たら、ちゃんと注意しないとあかんよ、ネ?!」
普通、何も言わずに黙っているか、精々「ありがとう」と形ばかりの言葉が出て
くるのですが、言い方がさもさも自分に言い聞かせているようでもあったので、
それを察した私の方もこう応じました。
「そうですよ! もしも現場を見かけたら、ちゃんと注意してくださいよ!
是非々々、そうお願いしますよ! 絶対ですよ!」と、諄いぐらいに念押しして
注意したのです。
そのとき以来です。ベンチ周辺から一切、空きペットボトルを見かけなくなった
のは・・・。そして私は、こう確信するようになりました。
心に何か後ろめたいことのある人は、胸につかえているその何かを口にしない
ではいられないものらしい、・・・と。人の心理って、そういうもののようです。
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