ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

孫 変貌す!

2017-10-10 06:22:19 | 雑感
 いつの間にか秋の運動会シーズンになりました。私も先日、二番目の孫の運動会に行ってきました。少し離れた所に住んでいる長男の息子で、小学6年生なので小学校最後の運動会です。地元の少年サッカー・クラブに属し、練習やら試合やらで忙しい孫とはここ半年ばかり会えていませんでした。

 約束通り見に来たと一刻も速く伝えたくて、児童席まで足を運んでみたのですが、後ろ姿からは誰が誰だか分かりません。そこで思い切って名前を呼んでみました。ところが、一斉に振り向いたのは皆同じ色の帽子を被った顔なのです。やはり見分けがつきません。辛うじて微かに残る顔のアザが決め手になりました。

 アザがなければ恐らく分からないままだったろうと思います。それほど顔が変わっていました。ヨコに膨らんでいた丸っこい顔がタテに伸び始めたのか、心持ち細長の精悍な顔つきになっていたのです。

 昼食にはシートを敷いた父兄席に孫が合流し一緒に摂りました。いつもと違った場所柄のせいか、改めて間近で見た孫はまるで別人のようでした。

 ちょっとした仕草で見せる横顔や苦笑いしたときの口元が父親ソックリでした。以前なら、はしゃいで無茶喰いなどもして見せたものですが意外に小食でした。サッカー・クラブについて詳しく聞き出そうとしても、ネットのHPに出ているからそっちで見たら、と素っ気なく言うばかりです。孫はさっさと昼食を済ますと、そそくさと友達のところへ戻って行きました。

 幼い頃の孫は、わざと爺婆に悪さをやっては気を引こうとばかりしていました。そんなにまでして構ってもらいたがっていた子だったのに、なんとも素っ気ないこの変わりようです。つれないったらありません。これも青年思春期特有の照れ隠しなのでしょうか、いつの間にか孫は青年思春期に入ったようなのです。背丈も母親ぐらいまで伸びていました。

 午後のプログラムでは騎馬戦や組み体操、リレーといった人気種目がありました。孫としては見せ場のはずなのですが、残念ながら遠目では孫の姿を見分けられませんでした。昼休みに一緒だったお陰で身体の特徴をしっかり掴んだはずなのに、なにぶん体格の似通った子ばっかりなもので・・・。

 ちょうど孫ぐらいの歳の頃、私は宇宙関係の科学者を夢見ていました。農作業を手伝う傍ら、刈り取ったばかりの稲藁の束に寝転がり、私はよく空を眺めていたものです。澄み切った青空の奥に広がる宇宙を想像しては、心が吸い込まれる心地よさを楽しんでいました。

 孫は今どんな夢を持っているのでしょう。今度会ったら是非聞いてみよう、ついそんなことを考えてしまったヒゲジイでした。まさか、プロサッカー選手? それはないでしょう。



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