ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

“8020” は達成不能か?(上)

2022-04-13 07:52:44 | 老化現象

「アレ食べたい!」と、無性にモノが食べたくなるときってありますよネ?

 ひとたび衝動の僕となったら最後、口にしないでは治まるはずがありません。何としてでも食べようと躍起になるものです。

 その食べたいモノがスルメ、フランスパン、煎餅などの硬いモノであって、それを食べれば、たとえ差し歯がお陀仏になる恐れがあったとしても、衝動に駆られてなら無茶なことでもしでかします。

 先日、歯医者からの帰り道。ふと魔が差してその気になった相手はフランスパン。見るからに硬そうではあるものの、ホットドッグみたいに生ハムを挟んであって、見た目いかにも美味そうなパンでした。

 家に戻った途端、もうガマンできません。硬いパンだとわかっていながら、止せばいいのにガブリと差し歯の前歯で囓りついたものの、・・・その差し歯からゴキッと音がしました。

 上顎の前歯5本は、両脇の差し歯3本で中央2本分の抜歯跡をブリッジしていたのですが、右側の差し歯2本がグラグラし始めました。

「あっちゃー、これは歯根が割れたかも・・・」と、悔やんでも後の祭り。急遽、歯医者にとんぼ返りしたのですが、案の定、件の差し歯の内1本は歯根破折。あえなく即死でした。

 差し歯が外れて上顎の前歯5本分がない状態というのは、前歯全体がまったく役に立たないことを意味します。

 モノに齧り付くのにも、モノを噛み取るのにも用を足さない前歯なら、その分奥歯の足をも引っ張って噛む力を半減させ、ひいてはそのしわ寄せが胃や腸にも及ぶことに・・・。

 たった5本の前歯がダメなだけでこうなのです。これが老化に伴う悪循環の典型なのでしょう。

 健康な老後を迎えるための標語 “8020”。「歯を大切に!」という標語の意味が、今になって心に染みている私です。

 

 

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