ヒゲジイのアル中よもやま話

断酒を始めて早7年目。このブログは回復プロセスの記録と脳のリハビリを兼ねて綴っています。やはり、まだチョット変ですかネ?

健気なチュウリップが一輪

2019-04-09 20:06:50 | 世相
 缶ビール・缶酎ハイの空き缶やペットボトルが国道43号線の分離・緑地帯に不法投棄される問題。 2月に記事にして以来、2月中は何事もなく過ぎましたが、3月に入って事態が動き始めました。

 問題が頻発していた3つの区画の内、かつて最悪だった中央の区画に再び不法投棄が始まったのです。1月半ばに掃除され、その後2月一杯は空き缶2個の不法投棄で済んでいました。

 ところが、3月に入ると投げ入れが次々に始まり、4月第1週には空き缶10個とペットボトル2個の計12個となりました。幸い今のところ両隣の区画に変化はありません。

 春の陽気に浮かれて愈々本格的な活動期(?)に入ったのでしょうか。この先、変質者のやることは見え見えなので、分離・緑地帯を囲っているフェンスがもどかしくて仕方ありません。フェンス内に入れれば回収など造作ないのですが、鍵が掛かっているので手の出しようがないのです。

 そんな折に心和む光景がひとつ。二つ隣の分離・緑地帯に、花をつけた小ぶりのチュウリップを1輪見つけました。たった1輪、花弁をすぼめたまま小っちゃな紅い花を慎ましく咲かせていました。

 周りは園芸種の笹やイネ科の雑草ばかり、養分の乏しいいかにも痩せた土地です。恐らく不要になって捨てられた鉢植えの土に球根が混じっていたのでしょう。そうでもなければあり得ないことです。

 健気に凜と咲くチュウリップの姿に土根性を見せつけられました。“掃き溜めに鶴” とはこんなことを言うのでしょうか。遣り切れない気持ちがチョッピリ癒やされました。
           *   *   *   *   *
 と、健気に咲くチューリップを記事にしたばかりの当日のこと。件のチューリップの前を通りかかったら、何と姿が見当たりませんでした。

 辺りを捜してみたところ、球根もろとも引っこ抜かれ無残にうち捨てられていました。花も茎から引きちぎられて持ち去られたようで、どこにもありませんでした。

 悲しいやら情けないやら、ここまで情趣を解しない非情な人っているんですね。
(2019.4.09)



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