白骨温泉の宿
元文3年(1738年)ごろから温泉宿があったようで
地名も「白船」または「白舟」だったようだが、明治になり
吉田東吾の「大日本地名辞書」に「白骨の温泉、白船の湯ともいう」とあり
また、大正2年より新聞に連載の始まった、中里介山の小説「大菩薩峠」で「白骨」の名が
広く一般の人々に知られ、以来、地元でも「シラフネ」と呼ぶ者が少なくなり
いつしか「白骨」の名が定着し今日に至った、とか
行こう・行きたいと、以前から思っていた「白骨温泉」に行きました
松本駅から、迎えのマイクロバスでノンストップで走り1時間半
沢渡から入る道路が工事中で通行止めのため、乗鞍経由で峠を越えるので
雪道でもあり、時間がかかるのだろう。それにしても遠いいですね
途中の峠で標高1700m 白骨温泉が標高1400m 雪が一杯です
△ 湯元斎藤旅館 中里介山が大菩薩峠の白骨あたりを書く際取材で宿泊した
△ 温泉は白濁しており、体の芯までよく温まる
△ 積もる雪、降る雪を眺めながら温まる露天風呂
△ 木造3階建て(明治館)中里介山は3階左の部屋に宿泊した
△ 中里介山宿泊の間 現在お客は宿泊できない
△ 木造4階建て(大正館) 明治館と共に昔の材料そのままで、現在地に移築した
△ お宿周辺の景色です
△ 胃の弱かった「若山牧水」も療養に来ていたそうで 牧水ご夫婦の「歌碑」がありました
中里介山文学碑もありましたが、積雪で近寄れず写真を撮りましたが掲載できません
外は雪で歩くこともできず、ただただ、お風呂に入りご馳走を頂いてきた、それだけですが
お風呂は本当にいい湯でした 雪のない時期に、ゆっくり行こうと思っています
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