カラオケ喫茶 フーシェのポエム帳 第８話「風化って怖いよね」

　もう店名をオトラントからノスタルジアかノイタミアに名称変更しようかしらと考えているジョゼフ・フーシェ店長

　フーシェ「どうですか景気は？」
　幸徳秋水「まぁボチボチですかね。歴史に名前を残したくて活動してたわけじゃないんですが、あれから１０１年も経っても私を話題にする人がいるとは・・・・・もういい加減私のことは忘れてもらいたいもんです。ペリーだって小中高で一貫して出てるけど本人は希望してませんよ。早いとこうっかり八兵衛さんを成仏させたげて（泣き＋嘔吐）私からはちょっとアレですよ」
　フーシェ「そうですよね　突然　なんの前フリも無しの出演でしたものね　幸徳秋水さんからみての今までのパープル文学に対する注文はございますか？」
　幸徳秋水「そうですね・・・某作品にも言えることなんですが登場人物が多すぎて全員の名前を覚えてもらえないんじゃないか？とか。１回きりのご出演、一言もセリフがない登場人物、いわゆる名義貸しキャラもいますし、まだまだ問題点は多いかと思います。老婆心ながら大正時代まではグレー（灰色）ですが、さすがに昭和時代の政治家や軍人までをも女体化しようという一部の動きには反対の立場です」

　フーシェ「そうですねぇ～たとえば選これとか信太の野心とか見ていると心配になってきますのは、２００年後とか３００年後には鳩山由紀夫ちゃん・小沢一郎ちゃん・武部勤ちゃん・井脇ノブ子ちゃん・伊吹文明ちゃん・自見庄三郎ちゃん・麻生太郎ちゃんとかが美少女キャラクターになっていたらと思うと青筋モノですねぇ。社会主義協会も真っ青ですねぇ」
　幸徳秋水「そういったなんでもかんでも女体化すりゃ良いんだ井伊大老萌えだ～萌えだぁ～って思考ばかりでは本物のアニメヲタクとも言えませんなぁ　無政府主義者もコミンフォルムも危険ではないと言えるんじゃあねぇのけ」
　

フーシェ「焼酎をぶっかけられたいお客様はおられますかぁ～それとこれとは話が別ですよねぇ～漱石君に謝りましたかぁ～？」
　幸徳秋水「・・・・・・・・・・」
　フーシェ「次回のゲストは喜劇王、パントマイムの帝王チャップリンさんです。今日は幸徳大先生ありがとうございました」
　幸徳秋水「いやはや私の顔の動きだけでチャップリンさんをお招きしたいと分かるとは、さすがゴッあフーシェ様ですね・・・・うんうん、はい僕はチャップリンさんとマブダチです。異論はありません」
　フーシェ「オトラントはいっさいの企業献金と政党交付金なしで、いつもニコニコアナタの隣に廃夜サービスをお送りしていますよぉ～あ？カンパとカンパンと浄財の差し入れは大歓迎ですよぉ～ではではまた次回お会いしましょう　おはこんにちばんわ❤★❤」