パープル問題

2011/11/24(木)より開設
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ルイ18世の野望 <第1話目 ウィーン会議>

2013年01月05日 | 日記
 時は1814年の華やかなウィーン会議、ホスト(幹事)はメッテルニヒさんで舞台はウィーンで、ハプスブルク一族の統治する伝統ある古き重厚感ただよう音楽の都。


 エルバ島からナポレオン・ボナパルトが脱出し(中略)ネイ元帥がまたナポレオン皇帝の配属に戻った。フランス本土は混乱のまっただなか。ルイ18世とアルトワ伯はタレーラン女史のいるウィーンを亡命先へと選んだ。

 フランス本土はナポレオン皇帝の「100日天下」によって、なにやら怪しげな空気になっていたが、大の平和主義者で戦争を好まないタレーラン女史とメッテルニヒ宰相は反ナポレオン戦線を構築し、かつ戦争ではない手段でナポレオンをヨーロッパから放逐することを考えつく。
 ネッセルローデ氏はこの時の様子を『会議は踊る されど進まず』と、評した。

 タレ「今回の騒乱の責任はフランスにあります」と、だるそうに冒頭で語りだす。
 メッテルニヒ「オーストリアとしましては、フランツ皇帝の意志が第一です。しかし、皇帝は娘と孫を相手にしても戦うおつもりです」と彼女にしては苛立ちながら周囲を見回して語気を荒げる。
 ネッセ「合従連衡ですわね」とさりげなく宙を見ながら、特に目的もなさそうな感じで話す
 フーシェ「今までのように謀殺や兵隊さん同士で競い合わせるのはやめましょう。ここは私たちの手料理で勝敗を決めましょう」と自信満々にメッセージを発信するフシェ子元警務相(現・北欧王国執事長)
 ウェリントン「我々は当初の目的は戦争だったとお聞きしていたのですが・・・しかしタレーラン公と幹事のメッテルニヒ宰相閣下が申すならば英国は協力を惜しむつもりはありません」と、出席者で唯一の男性であるウェリントン審査員が結語をしめくくった。


 こうして1814年のウィーン会議が進行する中で、やっとルイ18世とアルトワ白が登場する。

 ルイ18世「ははは、遅くなったね紳士淑女諸君。さっそくなんだが長旅で風邪をこじらせてしまってね、クリームシチューでも作ってくれないかね?ははは」と、第一声を発した
 アルトワ伯「兄上・・・」と、いつもと変わらない兄の空気の読めなさ具合にほっと一安心すると同時に<またかよ>というモヤモヤを抱くアルトワ伯なのであった。
 

 <<この物語はあくまでも皆さまの脳内の発想力を鍛える作品であり、美少女キャラたちが調理をしているシーンは文章にはしません この作品はフィクションです 実在する人物・団体等とはいっさい関係ありません>>
 


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