先週末の日曜日の朝（20日）、主人とお遍路に行こうと用意をしていると、琴さんから、今日、津野町に行ってお宮を上げる下準備をするから予定が空いてたら立ち合いませんか？とLINEが入った。即答。行きます！笑
もし、行く機会があれば、草刈りでも何でもするから必ず声をかけてねと言われていた石川県出身の朋さん（仮名）にも急遽電話をした。こういう事情で急に行く事になったけど行く？って聞くと、こちらも即答。行く！笑
実を言うと朋さんとは、同日、津野町に一緒に行こうと約束していたけど、その2日前にお宮も上がってないし延期という事に変更していた。でも、朝のLINEで私が急遽、行く事になったから、これで声をかけなかったら嘘を言った事になるかもと思い、聞くだけ聞こうとの流れで朋さんにかけた電話だった。
そしたら、今から30分で用意するからと言うので、それじゃあ、私が迎えに行きます！と逆方向だったけどお迎えに行った。そして、主人と私と朋さんで津野町に向かった。車中ではこの間、本当に楽しかったよね！と話した。そしたらすっごい（強調）楽しかったとしみじみ言ってくれた。笑
まだお仕事を通じて知り合って、たったの4ヶ月。何なんだろう。ずっと前から知っている感じがして、初めて会った時から感じの良い方だなぁと思っていた。とにかく、美人だし性格が可愛い。そして何とも言えない品がある。大山祇神社の事を教えてくれ、お遍路の良さも教えてくれた。そうそう、石川県の金釼宮のことも。
朋さんは高知に来て30年になる。大山祇神様をお父さんみたいというくらい山の神様が好きみたい。よくわからないけど、四国の西の方に凄い神様がいると感覚的にずっと思っていたと車で話してくれた。だから、私からこの話を聞いて、どうしても行きたいと思ったと言う。笑
無理な時は無理と言うから、私がお山に行く時はいつでも声をかけてと言ってくれていた。鍬でも釜でも持って行って手伝うと。道づくりでもなんでもすると。私みたいな人がここにもいた。笑
私には、これから一生一緒にお詣りに行ってくれると言ってくれる友達はいるけど、お山友達は多いに越したことはない。本当に有難い。これからもお山宣教師になって沢山のお山友達を作っていこうと思う。
お山がある津野町は旧東津野村。旧東津野村から隣の檮原町に向かうトンネルがあるのだけれど、朋さんは、子供が小さい時、よくこちら方面に遊びに来ていたようだ。何故かわからないけど、旧東津野村は物寂しい空気感がずっとしていたと言う。それがトンネルを越え檮原町に入ると氣が変わって不思議だなぁとずっと思っていたと話してくれた。だから檮原町で遊んでいたみたい。でも今は旧東津野村が凄く氣が良くてエネルギーに溢れてる感じがするとも話してくれた。
山さんがエネルギーが降りなくて寒いと言ってた事を思い出した。そりゃそうだよ、こんな失礼な事していたんだもんと話した。長い間、神様は悲しかったと思うよと話した。
車中ではこんな不思議な会話が続き、主人には私の周りは私を筆頭に不思議ちゃんが集まるとか言われるけど、お詣りも良くするし、神仏にきちんと手を合わす夫もかなり感化されてきている。そしてそれはとても良い事だと思う。
そんな話をしながら津野町に到着。誠さんが道の横に杉を植林してくれていて、何十年かして、これが育ったら素敵だろうねと話した。
金刀比羅様のところに上がるとユンボが2台。土を綺麗にして、切り株を除けて平らにしていた。
これで今年は草の心配はゼロ。去年はどこに何があるかも平らなのかもわからなかった。まるでジャングル。こちらが去年。
あと、凄く広くなっている。トマトを作っていたことがある朋さんが、ここは凄く良い土だねと言ってくれた。
祠は掘り起こされていて、これからお宮を建てるところに宮柱を支えるとても立派な青石を敷いていた。祠はそのお宮の中に入る。そして地中には大きなこの地に元々あった石を埋め、お宮を支える柱にすると話してくれた。これで台風が来ようが吹き飛ぶ事は無いと。やっぱり、基礎から違う。
24日にお宮が上がる。24日も朋さんは一緒に来ると言う。月を描いてくれた知人も行きたいと言う。大きなクレーンでお宮をあげるようだ。人生において、お山にお宮が上がる瞬間を見ることなんてまずないからワクワクする。楽しみ。それから3人で恵比寿様のところに向かった。
出不精で家が大好きだった私が、昨年は道づくりに山へ出かけて行った。お山の神様が私の心の拠り所になり、この山が大好きになった。全てお山の神様のお陰。ありがとうございます。最近毎日が嬉しくて楽しくて仕方ない。ゲームと仕事とか、テレビをみながら仕事とか両方は絶対できないけど、神様事と仕事は両立できる。どんなに仕事が増えて時間が足りないと思っていても、道もつくれたし、絵も描けた。お詣りも出来ているし、そして不思議な事にどちらもパワーアップする。神様って凄い💖
そしてこの日、昨年みたいに冒険心が炸裂して、楽しい一日を過ごした。色々とんでもないアドベンチャーをして、おかげで尻もちを何度ついたことか。昨夜は痛かったのに一日寝て痛くなくなっているのも神様のお陰。ありがとうございます。
続く
