12番札所焼山寺以来。調べてみると一に焼山(12番・焼山寺)、二にお鶴(20番・鶴林寺)、三にお龍(21番・太龍寺)といい、遍路道で山坂がきつい場所を "阿波三大遍路ころがし" と呼んでいるようですね。
遍路から「お鶴」あるいは「お鶴さん」などと呼ばれる鶴林寺への遍路道は、阿波(徳島県)の最大の難所となっています。
山門をくぐると苔の美しさにため息が出ます。
難所と云われるところは木々のエネルギーが凄くて、感動して見上げます。
お大師様にご挨拶をして階段を上がります。
鶴林寺の鶴様がいらっしゃいました。お寺のお名前の由来は以下Wikipediaより
寺伝によれば、延暦17年(798年)に桓武天皇の勅願によって空海(弘法大師)が開創。寺伝によれば、空海がこの山で修行中に雌雄の白鶴が杉の梢で小さな金の地蔵菩薩像を守護していた。空海はそれを見て、霊木に3尺(約90cm)の地蔵菩薩を刻み、その胎内に鶴が守っていた1寸8分の地蔵像を納めて本尊として鶴林寺の寺名を定めた。境内の雰囲気が釈迦が説法をした霊鷲山に似ていることから山号にいただいたという。
御本尊 地蔵菩薩
本尊真言 おん かかかびさんまえい そわか
ご詠歌 しげりつる鶴の林をしるべにて 大師ぞいます地蔵帝釈(たいしゃく)
鶴林寺の御本尊は地蔵菩薩です。
山で修行をしていた弘法大師がつがいの鶴が守る小さな黄金の地蔵菩薩像を見つけ、霊木に地蔵菩薩像を刻んで胎内に納めて御本尊としました。
この御本尊は「矢負い地蔵」とも呼ばれています。昔ある猟師が矢で射った猪が走り去り、血のあとをたどって行くと鶴林寺の本堂にたどりつき、御本尊に矢がささって血を流していたという伝説があります。猟師は殺生を後悔して門前で自害したといわれ、鶴林寺の参道には「猟師塚」と呼ばれる猟師の墓が残っているようです。
山で遭遇する生き物は全て神様と思った方がよいですね。
私は高いところに30分くらいいるとエネルギーチャージ出来ると山さんに教えてもらった事があり、あれ以来よく自然溢れる高いところに行ってます。笑
本堂の右奥には三重塔があり、江戸時代末期1800年代に建てられたものが現存しており、藩政時代に建てられて残っている三重塔は、徳島県ではこれだけというとても貴重なものです。
塔には大日如来を中心とした金剛界五智如来がお祀りされていますが、拝顔はできないようです。
こちらにも手を合わせ暫く佇んでました。
ここから階段を降りたところに、御本尊降臨の杉がありました。
御神氣に包まれた優しいお寺でした。納経帳に御朱印を頂き鶴林寺を後にしました。
次の札所の太龍寺へは楽しみだったロープーウェイにいよいよ乗ります。ワクワク✨💖