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お山にお宮がたちました

四国八十八箇所お遍路 第二十一番札所 太龍寺

第21番札所太龍寺にはロープーウェイで行きます。お遍路をまわった友達からも聴いていたので楽しみにしていました。乗り場ではお決まりのこれ。笑





こういうのあるとやってしまいます😆
太龍寺ロープウェイの紹介によると、徳島県那賀郡那賀町の鷲の里駅(道の駅鷲の里に併設)から阿南市の太龍寺駅を結ぶ当社四国ケーブルのロープウェイ路線です。 全長2,775メートルで西日本で最長、山・川越えを行う珍しいロープウェイです。  

太竜寺山の山頂に所在する四国八十八箇所第21番札所の舎心山太龍寺への直通路であり、多くの参詣者で賑わっています。




笑うしかないのですが、どんどん天気が悪くなって視界ゼロに。はしゃぎすぎた私は最初喜んで後ろをみたり、前に行ったりロープーウェイの中をウロウロしてたから、途中からなんと乗り物酔い。頂上に着くと真っ青になっていました。乗り物酔いなんて久しぶりで信じられません。しかも、ロープーウェイで。笑笑
本当に気持ち悪かったから途中から目を瞑ってて、視界ゼロも全然大丈夫。外の景色は顔面蒼白の私みたい。笑



 
やっと到着です。大師の道とありましたがロープーウェイであっという間に来ました。歩いてません。歩いたお大師様はやっぱり素晴らしいです。

御本尊 虚空蔵菩薩
本尊真言 のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん あり きゃまり ぼり そわか
ご詠歌 太龍の常にすむぞやげに岩屋 舎心聞持(もんじ)は守護のためなり



従来、同寺は徒歩でしか登れないうえ、遍路ころがしの一つと呼ばれる難所でしたが、この路線の開通で多くの参拝者が容易に登れるようになりましたと説明がありました。車酔いした私はロープーウェイでも難所かも。笑

ロープーウェイチケットの裏に四国霊山の剣山、石鎚山と太龍寺を結ぶレイラインがあると説明がありました。これ、もっと伸ばしてみたらどこに繋がるのでしょうか??凄いかもしれませんね。



龍に関係するこちらのお寺は霧雨が似合います。もやがかかって神秘的な空間。ここは本当に素晴らしいです。







墨絵の世界に身を置いたかのような錯覚です。乗り物酔いで休んでいたから、同じロープーウェイで来た人たちは、先に行っていなくなってたのでお詣りも私たちだけでした。






本堂でお経を唱え大師堂に向かいました。もやがかかっていて、何もかもが晴天より美しいのではないかと思うのです。龍神様を感じます。






太龍寺の大師堂の裏には弘法とかかれた御堂がありました。こちらもなんて美しいのでしょう。






石碑がありました。

1.小徳を積んでお大師様に近づくのだ
2.向かい合う人をお大師様と思え
3.苦悩を背負う時こそ背筋を伸ばせ

とあります。お大師様に手を合わす資格がある人間でいられるように頑張ります。
こちらの石碑、小さい文字も素晴らしいことを教えてくれますよ。



19歳で都の大学での学問に見切りをつけて修行に入った空海が、現在の境内の600 mほど西にある舎心嶽の岩上で百日間の虚空蔵求聞持法を修したとされる。山号はその舎心嶽から、寺名は修行中の空海を守護した大龍(龍神)にちなんでいる。以上Wikipediaより




持仏堂の天井絵は素晴らしく、ロープーウェイでそちらも観てくるようにと説明がありました。
こちらは高知の画家竹村松嶺による龍の絵だそうです。


小雨は降っていましたが、より風情があり美しいお寺でした。晴れは晴れでよし。雨は雨でよし。
天はどこまでも続き、お日様を持って生物を育て、雨を降らせ水を与え、生物を潤します。
地はどこまでも続き、地球を覆い、地中の目にみえないような微生物も懸命にみえざる働きをして、生物を育成し、私たちの呼吸や生きるための食を与えてくれます。
天に感謝。地に感謝。
そして天地を繋ぐ人は、その恩恵を見返りもなく受けているのだから、善い言葉を発し、善い息を吐き、善い行いをし、天地に優しく、地球を大切にしないといけないなと思いました。









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