ちょっと下品なウンチのお話ですが、大切なことなのでお知らせします
排便時、なかなか便が出ない時、お尻に力を入れて息(いき)みますね
でも、ただ力いっぱい息むと、お尻の肛門近くにしか力が入らず
お腹全体の便の動きに影響を与えないばかりか、痔になりやすくなります
腸は、自律神経の中の副交感神経が優位に立つと活動しますが、
呼吸の吐く時間を長くすると副交感神経が優位になり、
腸全体が動き、排便をスムースにします
そのやり方は以下のようです
①フ~~~~と息を吐く
②息を吸いたくなる
③それでもまだ息をフ~~~~と吐く
④これ以上息が吐けなくなるまで、ズ~ッと息を吐く
⑤吐けなくなるまで息を吐いたら息を吸う
また①からの動作を繰り返す
以上の呼吸の動作をした時、
③の時に腸が動き出し(蠕動運動)、④で便が動くことを実感します
①から⑤の動作を2-3回繰り返すと、
強く息むことなく、便を排出することができます
この動作は、トイレで便座に座ってからで大丈夫ですので
是非お試しください
ただ体の中にうっ血症状や、血栓、筋腫などがあると便通が滞りますので
スムースな排便が出来ない状態が続いた場合は
頓服(1-2回)で、桃核承気湯を服用した方がいいと思います
中医学で診る「痛み」とは