おおたかの森と流山カナル物語

流山に住む主婦&薬剤師lalaの気紛れな日記
実は「福の神」らしいので、ゆったりまったり、周りを幸せにしていきます

母親が働いているということ

2014-07-21 16:52:46 | 私のこと

長男の結婚式で留袖を着ることになった私ですが
ウェディングプラン打ち合わせ

いざ、そう決まると心配なのは
きちんと準備ができるかということ

何しろ、着物なんて何十年も前に着たきりだし・・・

そして何より心配なのは、私の母親は公務員で
私が小さい頃から、ズ~ッと働いていて
私は日常的に色々なことを母親から教えてもらう機会が極端に少なかったため
冠婚葬祭を含め、大人の世界の常識が足りなく、
様々な場面で人に迷惑をかけていたようなので
お婿さんの母親として、粗相の無いよう、ちゃんと振舞えるかどうかということ

ははは、ちょっと大袈裟では、と思われるでしょ?

でもね、実は私、ずいぶん大人になってから
自分がとんでもなく常識が足りないということに気づき
結構、それからの人生は、日々勉強、という感じで過ごしているんですよね

よく「教えなくても、子供は自然に覚えていくもの」
なんて言ういる人がいるけど、

それは身近に母親や親戚などの大人がいて
常に大人達がどのような日常を送っているか
大人同志でどのような会話をしているか
どのような振る舞いをしているか、
見たり聞いたり、経験する機会がある子供の場合で

私のように、母親が働いていて
学校から帰ると子供同志で遊ぶか、一人で過ごす時間が多い子供は
特に小学校、中学、高校の大人の振る舞いを覚える頃になると
社会を知る機会が少なく
身近に母親がいて、ああだこうだ喋ってる家庭の子に比べて
極端に経験や言葉を知らなくて
そのまま大きくなると、世間知らずのとんでもない子に育っちゃう場合が多いんですよね

そして実はこの「自分は常識が足りない人間だ」と気がついたのは
長男が中学生になった頃で
それまでは散々色んな方達に迷惑をかけていたようなのです

それは、子育てで、ご近所の専業主婦たちとお付き合いしている中で
どうも私の振る舞いや感覚が、他のみんなと違っていて
私の行動や発言に、みなさんがちょっとビックリしたり
迷惑そうな顔をしたり、時には引かれたり

そんなことが結構あって、色々経験しているうちに
どうも、私は一般の人たちが知ってること、気づいていることを
わかっていないみたい、と気がついて

まあ、それがつまるところ、私には
小さい頃からの成長の段階の、様々な場面で
大人の世界を見る機会、知る機会、
そして大人同士の話を聞く機会が無かったんだと気がついて

それからは一生懸命、近所の主婦達から色々なことを学ぼう
と思うようになり、何かあると相談したり、話したりしてきたんですよね


そんな私からすると、長男の結婚式は思いっきり緊張する場面で


聞けば、お嫁さんのお母様のご実家は
広島市外の、親戚がたくさん集まる、とっても大きなおうちだというし
厳島神社は世界遺産で伝統的な儀式が行われるというし

だから長男のお嫁さんの晴れの場面で、粗相の無いよう気をつけなくては
と、思いっきりプレッシャーがかかっていたんですよね

で、近所に住む主婦の友人何人かと話し
色々教えてもらうことにしたのですが
「やっぱり、留袖にしたのよ」と話したら
みんな、口を揃えて「その方が絶対いいわよ」と言ってくれて

「あちらのお母さんは、最初から留袖にしたかったけど
○○さん(私のこと)を立てて『私はどちらでもいいです』
って言ってたと思うわよ」なんて言われちゃって

あぁ、おっしゃる通り、確かにそうだなぁ、と思って

他の人だったら、もっと早く「留袖にします」と言ってあげられたんでしょうね
と思って、申し訳ない気持ちになってしまいました


そんな中で、次男のお嫁さんの話になったのですが

次男のお嫁さんが、せっかくの厳島神社での結婚式なので
「私も、自分の母親の着物を借りて参列したいです」というので
まあ、それもいいかな、と思っていたのですが

ご近所の主婦さんに、次男のお嫁さんも「留袖、着るんでしょ?」と言われて
「え?振袖以外なら、なんでもいいわけじゃないの?」とビックリして
「留袖って、新郎新婦の親とか、叔父さん叔母さんが着るものじゃないの?」
と私が言ったら

「何言ってるの、既婚者で家族なんだから、基本は留袖よ」と言われて
なるほど、と納得したのですが


ん・・・次男のお嫁さんも、実は私と一緒で
母親が公務員で、今も働いている人だから
きっと、世間一般の常識に疎い子だと思っているので
『大丈夫かなぁ?ちゃんと留袖を選んでくるかなぁ』
とちょっと心配になって

でも、お母さんの所に相談に行くわけだから
『ちゃんとアドバイスしてくれるよね』とは思ったのですが
やっぱり心配なので、当日ビックリしないよう
ちゃんと話を聞いてみようと、次男夫婦に
「長男夫婦の結婚式について打ち合わせしよう」ということで
昨日、我が家に来てもらいました

で、早速
「着物は何を着ることにしたの?」と聞いたら
「先日、母の所に見に行ったら、ちゃんと着れるとわかったので
付け下げを着ることにしました」だって・・・

が~~~~~ん


で、どんな風に母親が大切に保管していたかとか
元々は、母親がお嫁入りの時に、おばあさまが揃えてくれた着物だとか
色々思い入れのある品物なので、せっかくだから着てあげたい
なんてことを話してくれるから
私は「そうなんだぁ」と、ただただ聞いてるしかなくて・・・

でも、まあ時代は変わったし、
若くて綺麗な女の子が、素敵な付け下げで参列したら
華があっていいかも、なんて心の中でつぶやいたりして

だけど、色々考えているうちに
長男のお嫁さんのご家族がどう思うか心配になってきて

確かに、両家の両親と兄弟だけだから
こちらが、「この着物で」と言えば、嫌とは言わないとは思うけど
ちゃんとした写真を撮るわけで、
その家族写真を、親戚や友人に見せる時
「あら、この方はお友達?」とか「え?義妹さんなのに留袖じゃないの?」
とか言われちゃうんじゃないかしら、とか

また、もし将来、次男のお嫁さん自身が
「既婚者の、身内の正装は留袖」ということを、きちんと理解した時
自分だけ付け下げを着ていたことを恥ずかしく思わないかしら、などなど

色んなこと考えて・・・

で、我が家にある冠婚葬祭の写真付の本を改めて見てみたら
やっぱり正装に付け下げはタブーで
友人の結婚式に着ていくならいいけど
家族の結婚式の場合は、留袖か色留袖と書いてあったので

やっぱりちゃんと言おう、と思って

「○○ちゃん(次男のお嫁さんのこと)、
せっかく○○ちゃんのママと選んだ着物なんだけど・・・」と
冠婚葬祭の本を見せながら説明しました

で、最初は「母親に付け下げでも大丈夫と言われたんですけど」
と言っていたのですが、インターネットで色々見て理解してくれたようで
最終的には、次男のお嫁さんのお母様は留袖を持っていないため
ドレスで参列することに変更してくれることになりました


ん・・・ひとまず、一安心したけど
次男のお嫁さんは、傷ついちゃったかな

とちょっとブルーな私です

コメント (6)
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今日のランチ

2014-07-21 14:08:56 | お弁当&外食、お惣菜


夫がうな丼を食べたいと言うので
夢庵でうな重

美味しかったけど、タレが少なくて、
甘さがイマイチでした
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