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信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

本との出会い

2011年01月09日 12時42分27秒 | Weblog
昨年末治療中の骨粗しょう症の検査で2年間服薬した甲斐もなく背骨の骨密度が
治療する前に戻っていたという事実に反省をし、アフリカのムスメが書いたブログで
丁寧に生活をするの言葉にうなずき今年の生活目標を考えた。

まずは食生活をカルシウム摂取優先にして1年間でどの程度改善するか。
後は自分の行動一つ一つ丁寧に毎日の生活の中身にきちんとした意味を持つこと
など、自分の頭の中に納めた。

夕方、ペットフードを買うついでに本屋さんに立ち寄った。
昨年テレビを購入しエコサービスで図書券を希望したら年末に送って来た。
年末は納会でディズニーランドのペアチケットが当たりビンゴカードに一緒にくっついていた年末ジャンボ宝くじは捨てようと思ったが見直してみたら、末等の300円が当っていた。
籤運が良かった年末だが今年はわからん。

その図書券を持って本屋さんに行きじっくり欲しい本を探した。
まさか23,000円分に見合う本は望まないが、本が積んである中にオーラを見出した。
昨年は一人の午後にと老い力の佐藤愛子、上野千鶴子両女史の文章に共感を得た。
文庫本の装丁に感じるものがあり、目次を見てこれは読んでみたいと思った。



電話、ネットでたちどころに全国便利に生活必需品が手に入る時代、何でもない
買えない味が日常の中に潜んでいるという言葉が気に入った。
以前女優の沢村貞子さんや高峰秀子さんのエッセイに若いときに感化された
生活のヒントも記憶にある。
まずは今朝、箸置き、白い器、取り皿の3つの文章を読んだ。
本当に日常の生活の中でいつも行なっている事柄であるがなぁるほど・・・・・と
感心し、そうか!では自分もそうしてみようと思う結果になる。
これだけでも丁寧に生きる自分の今年の目標に繋がりそうだ。

日常は余りにも何でもない顔をしてそこにいるのでともすると指の間をするりするりと泳いで抜けていく。
買えない味は流れていく日々に穿れた楔のようなものかもしれないと著者は書いている。
なるほど、これは楽しみ、これから少しずつ文章を良く味わって行こう。


夏はソファー 冬は座椅子を占領する老犬