昨日、散歩中、海の方向を見ると、明け方の眩しい光に周りの風景が染まっていくのが見えた。能登半島地震で被災した中学生は石川県内の他の地方の施設に集団で移動し、青少年施設などで二か月ほど生活するようだが、後で人生を振り返ってみて、それぞれの良い経験となることを祈りたいと思う。
政治資金パーティでの政治資金収支報告書未記載の疑惑は、安倍派、二階派だけではなく岸田派まで及び、岸田首相は、岸田派を解散するとの決意を固めたと報道されている。政治生命をかけた乾坤一擲の大勝負に出たと見た方が良いのか、追い詰められて仕方なしのポーズに過ぎないのか、これからが見物だと感じる。派閥が持つ、大臣などへの推薦権と、政治資金パーティなどでの集金権を手放すことが出来るのだろうかという疑問もある。自民党は、政・官・業の利権構造と親米政策で政権与党であってきたとも考えると、構造的な変革が果たして可能なのだろうか。第一に麻生氏などは反対するだろう。岸田内閣の支持率は低下してきたが、その反面、政治的な課題は、圧倒的な議席数もあって何とはなしに法案などを通してきたし、消費者物価の高騰で庶民は苦労していても大企業中心の経済は好調のようにも見える。首相の決意と首相の持つ権力が、他派閥議員の反発を抑え込めるのだろうか。それとも、岸田降しの引き金をひいただけだろうか。
芸能界では、旧ジャニーズ事務所や吉本興業などが権力を持ち、ジャニー喜多川氏や、一芸人に過ぎない松本氏などが、その立場を利用して性加害を繰り広げてきたと噂されている。利権構造と忖度とは、政界も含む我が国社会の宿痾と言えるかもしれない。いくら資本主義社会と雖も、自分の欲望に任せて弱者を踏みにじっても良いということでは無いと思う。そんな国が、美しい国では決して無かろう。