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conscience

my diary

こんなに多くの芸人は、必要なんだろうか。

2024年01月15日 | 日記
 松本人志さんに関する報道が盛んにおこなわれている。私が考えるに、性加害が事実であったかどうだったかはともかく、一芸人が、高級ホテルのスイートルームを借り切って、後輩の芸人をして女性を集めさせて合コン三昧のことが再三にわたって行われていたとすれば、松本氏においては、何等かの奢りがあったのではないかということである。そもそも、彼は、漫才師に過ぎない。幾ら才能があるか知らないが、例え、芸能界の頂点近くにいると思っていても、所詮、漫才師・芸人に過ぎないのであり、人々を楽しませる以外に彼が何をしてきたと言うのだろうか。ウクライナのゼレンスキー大統領は、俳優・コメディアンの出身であったが、大統領として、国の為に命がけの仕事をしている。それに比較して、松本氏が、漫才以外の何をしてきたと言うのだろうか。妻も子もいるのに女性を集めて浮気をしたこと自体を責めるつもりも無いし、週刊誌がある意味では誇張した表現をして印象操作をしていることも確かだと思うが、それにしても、松本氏は何様のつもりだったのだろうか。そもそも、吉本に所属する芸人だけで6千人を超えるというが、本当にそれだけの芸人が必要なんだろうか。私も、落語や漫才は好きだが、本当に面白いと感じる芸人は一握りしかいない。それだけ厳しい世界だと思う。芸能学校の同期でも、ものになる者が一人出れば良いという。それに勝ち抜いてきた松本氏は、確かにその世界では優れた人なんだろう。しかし、漫才以外に何を世間に貢献してきたと言うのだろうか。己惚れるのも良い加減にしてもらいたい。テレビ局をはじめとするマスコミも、いくら視聴率が取れるからとしても、芸人を持ち上げ過ぎだし、忖度し過ぎだと思う。旧ジャニーズ事務所もそうだが、所詮、芸人であって、芸能事務所がテレビ局の上に来るというようなことを許してはならない。公共の電波を使っているテレビ局には、例え、吉本や旧ジャニーズ事務所を敵に回し、その所属芸能人の全てをテレビ出演の場から切ったとしても、それでも番組を作れるだけの矜持を持ってもらいたい。そもそも、アイドルや芸人が多すぎではなかろうか。アイドルや漫才師などは、所詮、ブームに乗った一つの時代の現象にしか過ぎない。今、NHKの朝ドラで取り上げている笠置シズコさんは、戦後、敗戦にうちひしがれた国民の心を励ましたスターであり、シングルマザーとして、亡くなったパートナーの実家からの援助も断り、懸命に生き抜いた職業婦人の一人であった。それだからこそ、当時、米兵相手の売春婦という辛い境遇にあった女性からも応援されたのであった。それに比べると、松本氏のダウンタウンが、幾ら人気があったとしても、時代が過ぎたら忘れられてしまう存在に過ぎないと思う。
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