どこまで行けるか80歳

崖から突き落とし。這い上がれるのか

○外にはでてみるもんだ その2

2022年10月31日 | ボケ確率アップの立場です

 出かけ先で道がわからなくなった。

 地図はあるのだが、方向の取り方をまちがえたらしい。

 周りを見ると中老年の女性と、二人連れの女子高生がめについた。

 どっちに声をかけようかとまよう。

 無難なのは中老の方だろうが、ここはせっかく出かけてきたのだ、日ごろ付き合いのない女子高にしよう。

 二人は、目標の建物は知らない様子であった。

が、たわしの手元の地図に目をやると、素早くとりあげて地図をさかさまにし、反対側の方向をさした。

え、あっちなの。と不安になる。

ふたりも大丈夫?一人で行ける?ときいてきた。

よっぽど頼りなくみえたらしい。

大丈夫だと答えると、わからなくなったら、もう一回だれかにきくのよという。

おお、小学生並みの取り扱いだ。ふりかえると、見守っているではないか。

そうかい、近頃の女子高生はこういう感じなのか。

いい子たちだなあ、介護保険なみのやさしさであった。

外にはでてみるもんだ。こんなことでも年寄りには新鮮なのだ。

第一、幸せではないか。

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