邪馬台国 天文学的調査で決着か！？

邪馬台国があった場所について諸説あるが、その中でも特に九州と畿内（現在の奈良県）のふたつが有力とされている。

このほど国立天文台の学者が天文学的な立場から調査にあたった。邪馬台国と天文学が、どう結びつくのかと言うと日本書紀の記述にある。

天照大神が天の岩屋戸に隠れ、辺りが闇に包まれたという神話が描かれている。この記述があまりにも具体的なことから、これは皆既日食を示すものと解釈されている。

また、日本書紀と魏志倭人伝の記述に共通点が多いことから天照大神＝卑弥呼という説もあり、天の岩屋戸神話は実際にあった出来事ではないかと推論されている。

これらの説をもとに、卑弥呼が没したと言われている247年～248年頃の皆既日食が日本のどこで観察されたのかが解明されれば、邪馬台国があった場所も特定できるのではないか？

以上のことから2年に渡る調査がなされたが、結論からいうと247年、248年ともに九州、畿内ともに皆既日食は観察されなかったであろうとの結果であった。

ただし、月の引力や地球の自転などによる計算上の誤差の範囲には両候補地とも含まれていたようだ。

今後の更なる調査に期待したい。


私ごとですが、来月に天照大神が祀られている伊勢神宮へ参拝してまいります。
今からとても楽しみにしています。





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