国立科学博物館で開催中の恐竜博に出かけてきました。
開催終了目前ということもあって入場制限がかかるほど混雑していました。一時間くらい並んでやっと入場できたと思ったらやっぱり館内はすごい人。子供を見失わないようにしながらすべての展示を見て周るのは困難と判断し、メイン展示であるティラノサウルスとスピノサウルスにしぼってじっくり拝見させていただきました。
最大の肉食恐竜ティラノサウルス。もう「でかい」とか「すごい」しか言葉が出てきません。
ティラノサウルスは特徴である大きい頭と後脚が魅力です。骨格の特徴などから学者達は「走るスピードは時速何キロくらいだった」とか、「噛む力が強くて咥えた獲物を離さなかった」といった習性を読み解いていくのですね。
スピノサウルス。ティラノサウルスよりも発達した前足、異様に長い背骨の棘突起が特徴的ですがこの理由については解明されていないそうです。SpinosaurusのSpinoは英語で脊椎の意味spineからと知って納得。
最大と言われたティラノサウルスよりも大きく水中でも生活していたことからティラノサウルスに迫る人気があります。二体の恐竜界のスーパースターを前に童心が蘇りました。
映画「ジュラシックパーク3」の中でこの両雄が対決するシーンは恐竜ファンを魅了した訳ですが、しかし実際のところ生息場所が違ったり生きていた時代が数千年も異なるとのことで残念ながらこの2体が出会うことは無かったそうです。
恐竜博の次は隣の上野動物園へ。太古と現代の動物を観察した一日でした。