昨日は天気に恵まれ散策日和だったので秩父方面へ。
この時期秩父の観光名所といったら何といっても羊山公園の芝桜が有名ですが、未だ訪れたことがなかったので見てみようかと。
秩父の象徴「武甲山」。
写真では分かりづらいけど山全体が掘削されて凸凹になって痛々しいほどなのですが、この山はいづれ無くなってしまうのでしょうか?
いや、噂通りじつに見事な光景でした。
芝桜は発色が良くまぶしいくらいですね。
全体的に満開にはなっておらず、まだほとんど咲いていない斜面もありました。
向かい側の斜面はまだこれからのようです。
観光協会運営の公園内には秩父の特産品や屋台の定番的な食べ物を売っているブースがありました。ここでクルミ・セリ・なめこ・古代米など、秩父ならでは?なのかは不明だけれども美味しそうだったのでお土産に買いました。
駐車場は観光協会運営の駐車場が近くにあります。一番近くても500mは歩きます。料金500円。
思いのほか早めに羽村へ戻って来られたのでチューリップ畑へ立ち寄ることに。
じつは今季初めて。
嫁さんと子供達はしょっちゅう散歩に来ているようで「すごく綺麗だから見ておいた方がイイよ」とは聞いていたのですが、うん、確かに芝桜に負けず劣らず、これは見事です。
色んな品種のチューリップが綺麗に立ち並んでいます。
展望台からの眺め。
こんな品種もあるんですね。
いち観光者として羽村と秩父の花畑を見比べてみて思ったこと。
秩父の芝桜も羽村のチューリップもとても綺麗で素晴らしい景色でした。嫁さんから「どっちの方が綺麗だった?」と聞かれたが甲乙つけがたく、本当にどちらも綺麗でした。
ただ、観光資源としての花畑として考えた時、観光客目線では秩父に軍配が上がりました。羊山公園周辺道路に案内看板やスタッフの方が居て実にきめ細やかなアナウンスがされておりました。あれなら初めての来訪者もスムーズに目的地へたどり着くことができます。
また、芝桜をゆっくり眺められるように十分な数のベンチが設置されており、産直品などの販売サービスもすごく充実しています。これなら年配者も助かるし、観光客の滞在時間も長くなります。
一方の羽村のチューリップ畑は残念ながら前述した秩父の観光サービスに及ばない印象です。こんなに素晴らしい観光資源があるのに、いまいち生かし切れていないように感じます。
こういうのってプロの観光マーケティングとかコンサルなどに頼んでるんですかね?それとも行政の担当者の方々が知恵を絞っておられるのでしょうか?
いち経営者としてちょっと気になるところです。