『趣味の整体』

NO 整体 NO LIFE
東京羽村市にある整体院「緑ヶ丘カイロプラクティック」の院長日記

O脚矯正1DAYセミナー

2008-03-21 | O脚矯正セミナー
昨日はO脚矯正1DAYセミナーでした。

参加者の皆様お疲れ様でした。このセミナーにはいつも遠方から参加される先生が多いのですが、昨日も九州地方から東北まで遠いところからの参加者が多かったです。

さて、昨日は参加者が多かったせいもあってなかなか活気のあるセミナーでしたね。質問も多く寄せられて進行する側の私としてはやりやすかったです。

昨日も言いましたが、進行中に感じたことがありますのでちょっとここで書きます。

O脚矯正セミナーを受けてみて実際にこの方法論のもとやっていくのか、はたまたやらないのか、これはあなた次第です。

お教えした方法を真似してO脚の施術をしていくならば、基本はお教えしたとおりにやってください。実技の時に教えた傍から「こんな風に工夫してもいいですか?ほかにどんな方法がありますか?」といった質問がありましたが、言ってみればこれはボールの投げ方を練習する前にいきなり変化球を投げようとしているのと同じことです。基本を身につける前からいきなり自分なりに変化させてしまっては技や考えの「基」が無いのでいざスランプに陥ったときなど立ち返ることができません。

基本があってその上に応用があるのです。

たしかに特殊な押圧や古典特有の分かりづらさはあると思いますが、「こうすれば若木がやっていることと同じ事ができる」と言っている通り、誰にでも真似できるようにしてあります。あとはその言葉通りやるかやらないか、です。意味の無いことは何一つありません。今すべてを理解できなくても基本を忠実に練習していくことできっと見えてきます。今は何も見えなくても靄の向こうに何かが見えた時にレベルアップしたことになります。

考えなくても手が勝手に動いてターゲットを絶妙な圧で押せて素早く変化させられる。そういう練習をとにかくやりつくしてください。


O脚の基礎理論から実技・O脚矯正体操まで1日集中!
O脚矯正1DAYセミナー 次回は4月13日です

和の療法 世界に通用するか!?

2008-03-21 | 整体な話
以前通院されていた方からのご紹介でドイツ人の男性が来られた。

主訴は首の痛み、肩こり、腰痛。それと猫背が気になるとのこと。

私は日本語以外話せないので相手が日本語を話せなければ言葉によるコミュニケーションは不可となる。近くに米軍基地があることからたまにアメリカ人が来院するが、外国の方を治療するときには必ず通訳の方にも同伴していただくことにしている。

簡単に体の状態と痛みの関係や治療の特徴などを説明し治療に入る。通訳を介しているのですべて伝わっていないだろうからとにかく「体に起きる変化」を感じてもらえれば良いのだが。そう思いながら早速治療を開始する。

まずは体が歪んでいることを実感してもらうために、顔を左右に向けてもらったり、体を捩じったりしながら向きやすい方向と向きにくい方があることを認識してもらう。体が歪んでいるとそういった動きの偏りが生じるのである。

いつものように体幹を解除して胸郭の位置を調整。そして足部からクイックイと狙ってみる。

「向きづらかった方へ顔を向けてみてください」

「・・・」

変化が分からないと言う。

それじゃあ手からやってみるか。クイーと合わせる。

「もう一度顔を向けてみてください。どうですか?向きやすくなってませんか?」

「yeah easy」

どうやらうまくいったようだ。1200年前からこの国にひっそりと伝えられてきた和の療法が世界に通用した瞬間である。(笑 おおげさ)

治療後、えらく気に入ってもらえたらしく、「このテクニックをどうやって学んだの?」とか「ドイツにもこの療法をおこなっているDrはいるか?」とか興味をもっていただけた。しまいには「僕に教えてほしい」とも言っていた。(笑)

彼には神秘的に映ったのかもしれません。そういえば以前アメリカ人を治療した時も「いったい何をしたんだ?今まで受けたカイロプラクティックと違うけどこれはカイロプラクティックなのかい?」と不思議がられた。(笑)

〇〇療法の使い手・・・ドイツにはいないだろうなぁ。