昨日はいつも参加している研究会でお勉強。
『触れる』という基本的なお話。治療以前に相手に正しく触れるということが、どれだけ大事なことかを改めて実感した。相手に触れた瞬間から(触れようとした)変化が始まるという。
人は自分の体のどこかが痛かったり異常を感じるところがあれば自然とそこに手がいく。これを「手当て」という。痛い所に手をやるという行動は手を添えることによって起こるナニかに期待するというよりも、回復させる行為ということを潜在的に知っているのかもしれない。
お母さんの「手当て」もそうだ。
痛いの痛いの飛んでいけー!
これはおまじないか?でもうちの子はたいがいこれでケロッとする(笑)
話を戻して。お母さんの手当てのすごい所は親と子の信頼関係、これによる安心感がすべて。我々が目指す究極の治療は実はこのお母さんの手当て。しかし当然治療者と患者の間に母子関係ほどの関係を築くのは難しい。なのでその辺の問題を技術力でカバーする。“触れられて安心するお母さんの手”を持つために日々努力する・・・そういう仕事なのかな。
時間がないのでつづきは後日