寝言

ある日、我が家の３歳のチビが、真夜中に突然、歌を歌い始めました。

なんの歌かは よく分からないのですが、時間にしたら１分半くらい。

大きな声で歌い終わったら、誰か(保育園のお友達!?)と話しているみたいに喋り、「そうだね！アハハ」と楽しそうに笑って…静かに寝息をたてて寝てました。

歌も会話も、寝言だったんです(笑)。

初めは私も“何事か？!”と思いビックリしましたが、寝言だと分かって、なんだか可笑しいというか、微笑ましく思いました。

可愛いなぁ～、と。
チビのおかげで、癒されます。

ところで。
寝ているはずのチビが、真夜中に、大きな声で歌ったり喋ったりしていたのに、夫は全く、全然、さっぱり、起きませんでした。目を覚ますこともなく。

翌朝、真夜中のことを訊いても「全然知らない」と答える夫。

寝ているときに災害が発生しても、夫は気づかないだろうなぁ。
危ない。
それでは子どもたちを守れないじゃないか！
あぁ、心配。

チビと一緒に笑っていても、何があっても寝たら起きない夫を見ても、まだまだしばらくは死ねないなぁと思う、今日の のぴりぃです。

読んでいただき、ありがとうございます。

私は片付けられない女です。

昨日も今日も朝から吐き気が。

このところ、胃の辺りのムカムカや吐き気が３週間くらい続いている。

多少の吐き気なら、ガマンして様子を見る。食い意地なら誰にも負けない自信があるので、食べられそうなものを少しずつ食べてみる。

なぜだか、甘いものよりも塩辛いものや酸っぱいものが食べたい。
さっぱりした、しょっぱスッパイもの。キュウリのぬか味噌漬けとか。
つわりに苦しむ妊婦さんみたいだ。

ここ３～４日間は、とくに吐き気がヒドい。
今週からしばらく病休で仕事を休ませてもらえて良かった。
この体調では働けない。

昨日も朝から吐き気があったが、散らかった部屋を片付けたかった。なので、片付けを始めた。

少しすると、頭痛が。
さらに、吐き気がどんどん強くなる。
頭痛もガンガンヒドくなる。

立っても座ってもいられない。
片付けが気になるけれど、仕方なく横になる。

ヒドくなる頭痛と吐き気。
吐いても胃液だけ。
ガンガンする頭。痛いのは額からこめかみにかけての、前のほう。

原因は何か？回らない思考で、考える、考える。

普通なら、頭蓋内圧が高いか感染症か……と考えて、「おい、ちょっと待てよ！」と自分でツッこむ。

今の私は“普通”じゃない。
進行がん患者だ。
クスリも色々飲んでる。

ホルモン剤の副作用か？
頑固でヒドい便秘のせい？
まさか、脳への転移？
それとも……今、一番可能性が高いのは、オキシコンチンの副作用(離脱症状)じゃないかと思う。

仕事に行く日は毎朝、目覚めると痛みがあったので、ベースにプラスしてレスキューでオキノームを飲んでいた。

仕事を休んで家にいる時は、なるべくレスキューを飲まずにいようと頑張った。

先日相談した緩和ケアナースからはベースのオキシコンチン増量(10ミリ／日→20ミリ／日)をと言われている。

オキシコンチンを増量したら、頭痛も吐き気も痛みも改善してくれるのだろうか？

私は、もともとが、クスリに関しての感受性や反応が“一般的には”の枠から大きくはみ出ているカラダなので、医療用麻薬についても耐性や身体依存の形成が早くも発現しているのか？
なんだか怖いというか、イヤだな。

私の頭痛と吐き気が治らないと、家が片付かない。
困った。

そんなことをぐるぐる考えながら横になっていたら、いつの間にか眠っていたらしい。
気づいたら時計の針が20分くらい進んでいた。

少し、頭痛が軽くなった。
でも、無理せず、横になっていよう。家は片付かないけど、今は仕方ない。

頭痛と吐き気の原因が知りたい。
原因が分かれば対応法が分かるから。

主治医に言ったら、検査してくれるのかなぁ？

とにかく、体調を良くして、家を片付けたいんです。
色々、やりたいこと、やらなきゃいけないこと、あるんです。

読んでいただき、ありがとうございます。

頑張り過ぎないように頑張る？！

先週は月曜日から金曜日までフルに働いて、かなり頑張ってしまいました。

さらに、土曜日曜と子どもの用事で外出。

そうしたからか どうかは分かりませんが、週が明けて昨日の月曜から、カラダ中が痛い痛い(泣)。

今日もカラダあちこち痛いし、頭痛と吐き気がして、体調悪く。

子どもの中学校の入学式に行ってあげられませんでした。

母親の私が出られないので、夫が入学式に出席してくれて。
ダンナ様、お仕事休んで入学式行ってくれて、ありがとう。

カラダのあちこちの色んな痛みが、私の日々の生活の中で手に入れられるはずの ささやかな幸せを奪っていく。

たぶん、次回の診察で鎮痛剤を増量することになるだろうなぁ。

頑張り過ぎなければ、痛みの増悪を少しは防げるのか？
無理せずボチボチ暮らしていけたら、体調は少しでも良くいられるのかしら？

体調悪くても、痛くても、なるべく笑っていたい。
無理にじゃなく、自然に、笑っていたい。

私には、頑張らないように生きるのが難しいみたいで、困ります(笑)。

読んでいただき、ありがとうございます。

桜の思い出

今日が入学式の学校も多いみたいですね。
ご入学の皆様、おめでとうございます。

入学式と言えば、桜咲く頃。
満開を通り越して、だいぶ散ってきているけれど、東京の桜、今年はギリギリセーフという感じでしょうか。

桜と聞いて思い出すのは20代前半の私が初めて勤めた場所。

季節が春にになると、桜が綺麗に咲き誇る土地で、就職したての私は働いていました。

摂食障害の真っ只中、過食嘔吐が真っ盛りだった当時の私。

“普通”ということが何なのか分からず苦しくて。
毎日を生きていることが何故だかツラくて哀しくて仕方なく。

それでも、死ぬことは自分が許さず。

そんなある日、春の午後。
温かく柔らかな陽射しの中、仕事で自転車を一人こぐ私。

キコキコと自転車に乗りながら、ふと、「こんなに苦しくて哀しいのに、なんで生きていなくちゃいけないんだろう？」という想いが湧いてきて、ポロポロポロポロポロポロ…涙が止まらなくなってしまいました。

次々あふれる涙で、目の前の風景が滲んで歪んで見えてきて。
危ない危ない。

私は自転車をこぐのをやめて立ち止まりました。

道の端に自転車を停めて、こみ上げて止まらない涙を拭き拭き顔をあげると、私の目の前には息をのむほど華やかな桜の並木道。

私を包み込んでしまうかのように、桜の花びらが舞いながら散っていました。

暖かな風にのり、舞い散る桜の花びら。

見事なまでに舞う花びらは咽ぶようで、まるで私と一緒に桜が泣いてくれているようでした。

当時の私は誰のことも信じられず、ずっとずっと独りぼっちな気持ちでいっぱいでした。

優しくしてくれる人が周りにいたのに、その優しさを素直に受け取ることもできず、自分自身を孤独だと思い込んでいました。

そんな時、桜が私と一緒に泣いてくれた。そんな気がして。
あぁ、もう少し生きられるかな。
そんなふうに思えて。

桜は、嘘をつかず、黙って そこにいてくれました。

次の年も、その次の春も。
なんとか頑張り続ける私のそばで、桜は変わらずに、チカラいっぱい見事に咲いて。
そして、春になるたび、私に生きる勇気を与えてくれながら、桜は散っていきました。

転勤でその土地を離れてから20年近くが経ちました。
今も桜舞う季節に目を閉じると、当時の風景が私に囁いてくれる気がします。

「ツラいね。苦しいね。でもね、きっと大丈夫だから。ほら、涙を拭いて。大丈夫。私がそばにいるから」と。

桜の季節、その地には もう ずっとご無沙汰してしまっています。

来年の春には、あの時の桜に会いに行けるかな？

会いに行けたら、桜にお礼を言って。生きている自分のこと、自分で誉めてあげようかと思います。

桜が元気をくれた…そんなお話(笑)。

読んでいただき、ありがとうございます。

飛ばし過ぎ注意報

職場では昨日から新しい顔ぶれで新年度の仕事が始まりました。

毎年この時期は、全体的に落ち着かず、ざわついた雰囲気の中で仕事が行われます。

こんな時は ついつい張り切ってしまう性分の私。

気を張り詰めて 一日中、笑顔笑顔。
張り切りエネルギーをガーッと出して、ちょっとアクセルを踏み込み過ぎな感じ。

以前の私とは違うのだと、自分で自分に言い聞かせて、深呼吸。

無理しない、無理しない。

アクセル踏み込んで飛ばしすぎてしまったら、すぐ潰れてしまうので、注意しなくては。

ボチボチ、やっていくのです。

新年度が始まる、この季節。
皆様も“飛ばしすぎ注意報”で、息長く、元気にお過ごしくださいませ。

のぴりぃも気をつけます。

読んでいただき、ありがとうございます。