乳がん多発骨転移・多発肝転移ステージ4です!のぴりぃのボチボチ日記

S43年生。H24年右乳房温存手術、翌年多発骨転移、H28年多発肝転移。治療のことや日常をつづります。前を向いて。

アロマシンになりました。

2014-02-22 06:22:28 | 日記
痛みは個人差が大きいと言われます。

最近の私は全身が痛んでツラい日々が続き、大雪などの悪天候も重なったこともあり、仕事を休む日が多くなってきました。

私の骨転移部位の痛みは、きっと今より軽くはならないのでしょう。

骨転移が見つかった頃の激痛に比べたら、確かに、痛みは軽くなりました。

かといって、痛みを気にせずにいられるほどには軽減できていません。

仕事で神経を集中して細やかに気を働かせなければならないとき、私には邪魔になる強さの痛みです。

歩いていても家事をしていても、横になっていても、「やっぱりちょっと痛いな…」とつぶやいてしまう程度の痛みです。

それでも、放射線治療とランマークと鎮痛剤(オピオイドを中心とした)で、日常生活動作に大きな支障のない程度に痛みが軽減されているのは、とてもありがたいなぁと思っています。

そんな私が今、ツラいのは、関節痛!です。

手足の末端の関節は、こわばりと痛みが強く、様々な家事や靴を履いての歩行にも支障が生じています。

末端だけでなく、膝や肘、肩や首、大腿部の付け根など、痛い痛い(泣)

全身の関節痛は、リュープリン注射とアリミデックス服用を始めて2ヶ月くらい経ってから今日まで、悪化の一途なのです。

私は以前、タモキシフェンをのんでいた時には関節痛は自覚しませんでした。

今の私の関節痛は、ホルモン療法の影響?
アリミデックスの副作用なのか?

先日の受診時、「関節がとても痛いです」と言う私。

私の顔も見ずに電子カルテを見ながら主治医は「あぁ、痛いの?!でも生活に支障ないんでしょ?」と言ってきました。

すると、次の瞬間、私の両目からポロポロポロと涙が溢れ、こぼれ落ちるではありませんか。

「支障、あります。毎日ずっと痛くて」と涙声で返す私。

そこで主治医は「支障あるならアリミデックス止めよう。ガマンしなくて良いんだから」と、これまた私の顔を見ずに言いました。

主治医は「関節痛はアリミデックスの副作用ですから」と断言。

「他にもクスリあるから、変えましょう。アロマシンっていうクスリがあるから」と、あっさりと言う主治医。

あれ?先月の受診時も、関節痛は伝えたけど、「飲み始めて3ヶ月位が副作用のピークだから」とか、「関節どんどん動かして、ね」と、“頑張ってガマンして乗り越えろ!”的なことを主治医からは返されたような。

今までの私の訴えを、主治医は軽く受け取っていたの…?!

いやいや、「痛くて困ってる」って、患者がわざわざ言うんだから、生活に支障有るでしょうよ!

少なくとも、私が自身の不調を主治医に訴えるのは、日々の生活や仕事に、それなりに支障が出ている場合が殆どなのですが…主治医には分かっていただけてなかったようで。

今回、期せずしてこぼれ落ちた涙(による涙声)が、私のツラさを主治医に伝えることになり、アリミデックス→アロマシンの処方変更に辿り着いたのでした。

アロマシンに変わったからといって、関節痛が改善するかどうかは まだ分かりません。

でも、全身の関節痛が少しでも軽くなって欲しいなぁと思います。

そして、自分の状態を主治医に分かってもらえるように伝える工夫が、私には まだまだ必要なようです。

今までも受診時には毎回、経過や体調などを書いた自作のプリントを持参し提出していましたが、あまり見ていただけず、また、内容も伝わってなかったようで。

現状をしっかり伝えなければ、適切な治療は難しいだろうと思うので、私も“伝える努力”や“伝える工夫”をしていかねばと改めて感じた今回の受診でした。

……でも実は、気分の落ち込みでエネルギー低下が顕著な今の私には、今以上の“努力”や“工夫”が可能なのか、自信がありません。
私だけでなく、ただでさえ病と闘い大変な思いをしている進行がん患者が、さらに大変な“努力”や“工夫”や“ガマン”をしなくても、適切な医療が安心して受けられるような人材や環境が揃っていたら良いのにな、と思う今日この頃です。←本音(笑)

読んでいただき、ありがとうございます。

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