けやきの精と語る仙台市長

行政の無駄遣いが毎日のようにテレビで放映されています。

群馬県の１０億円の観覧車

東京都内の温泉？２０数億？

その１例として、今日は全国放送で、

仙台市のけやきの移植費用が取り上げられました。

地下鉄東西線を設置するために、

青葉通りのけやき２２３本中、５０本を切らざるを得ないところから、

けやき伐採に反対の市民の声を聞き入れた結果なのか、

けやきは切り取らずに、移植すると言うのです。

その費用が１本につき３２０万円　５０本で１億６千万円。


しかも、この移植に関しての質問に対して、

仙台市長は、けやきの精が仙台市長に向かって、

「市長さん　市長さん　私はあなたのことを子供のころから知っています。

　できれば、けやきを伐採しないで、植え替えてください。」

と言ったのだそうです。

何十億もの地下鉄建設予算の中では、ケヤキ移植の１億や２億は、

たいした金額じゃないのかも知れませんが、

先日、地元紙に投稿されていた市民の方の意見を拝見しますと、

年収３２０万に満たない人たちが大勢いる中、

もしかしたら５０世帯の年間生活費と考えると、

やはり枯れてしまう可能性の高い古いケヤキに

１億６千万をかけるのは、異様な出費と思います。


しかも、その後ケヤキの移植に関しては、

業者に枯れ補償を求める・・・ということも報道されていますが、

過去の移植実態を調べても、１２本移植したうちの５本しか

生存していないわけですから、

補償を求めるというのも、民間泣かせと言われても

しょうがないのではないかと思います。


政治家になると、動かすお金の金額が多いため、

庶民の感覚は薄れてしまうのでしょうかね？

そのまんま東氏宮崎県知事に初当選！

２位と７万票も差をつけて、堂々２６万票も集めての初当選！

お笑いのたけし軍団で有名なそのまんま東さん

選挙活動では、

９８年に起こした不祥事も公表し、

お金の面で言えば、お笑いをやっている方が収入が多い！

ふるさとの将来を憂い、あんなきれいな奥様やお子さんとも別れ、

挑んだ今回の選挙。


でも、数年前に、将来は宮崎県知事を目指したいという思いからか、

大学の政経学部に入学して学んだり、

ご家族とそういう話をされてきたり・・・。

その行動と努力が報われたのでしょうか？



2006年の年間予算が５８００億円という宮崎県で、

９０００億円以上の県債（借金）があり、

官制談合で知事と県職員６名の逮捕劇があった宮崎で、

県政を担っていくのは、並大抵のご苦労ではないと思いますが、

しがらみの無さを武器に、

是非頑張ってもらいたいと思います。