1031ビジネス・コンサルティング

経営コンサルタントの目で、日々の出来事から、参考になるキーワードを取り上げて、解説したり、情報発信をします。

新年のご挨拶

2014-01-15 15:03:28 | 独り言

新年早々風邪をひいてしまい、厳しい体調での幕開けとなってしまいました。
その中で東京と横浜のタウンウオッチングをエンジョイ。
スカイツリーからの眺めは、台湾の101タワー以上に興奮、年甲斐もなく写真を撮りまくりました。
周囲を見る目を失っていました。
よく見ると海外からの観光客の多いこと。
東京は関西とは比較にならない集客力を誇っていました。
その足で、浅草の浅草寺へ。
ここでも外国観光客の多いこと。
オリンピックへの期待感が高まります。
関西はその時どうするのでしょうか。

ホテルへの帰りに新宿の伊勢丹へ、京都の物産展を見学に行きました。
今年の販路開拓への大きな参考になることを発見、同時に商品開発や商品展開への大きな失望感を感じました。
京都の老舗の展示会ですから全国どこで開催しても同じなのでしょうか。
さすがに伊勢丹、規模と集客力は抜群ですが、展開されている商品に目新しさはなく、最も関西人ですからいつも目にはしていますが、これからの商品開発や商品展開に自ら新たな課題を課した次第です。
百貨店バイヤーが忙しいとは聞いていますが、どのような仕事をしているのか、本当に消費者を向いた仕事をしているのか、ひょっとしたら売り上げの確保が至上命令で、新たな冒険ができない状況なのではないでしょうか。
失望感もあり、夜の銀座に舞い戻り。
カルティエやルイヴィトンのビルのディスプレイを見ながら、古巣の銀座5丁目に足を向けて、愕然。
小生の育ったあのビルが取り壊され更地に。
思い出はことごとく消えていく寂しさに襲われました。
そういえば小生の学友が携わった赤坂プリンスの跡地もビルが解体され、残骸が残っている状況でした。
幸い同期が経営しているホテルは、何とか集客できているようでしたが・・・
翌日、懐かしくなって横浜の住居跡へ、1軒目は改装されながらも残っていました。
川沿いで川の水が逆流してマンホールを押し上げ、隣のビルの地下車庫が水浸しになった思い出がよみがえってまいりました。
2軒目は残念ながら全く新しい家が建っていました。
その場所への道すらわからないほど変貌していました。
工場跡はマンションが建ち、道路も拡幅され、昔の面影はありません。
これほどまでに10年、15年という年月は変化を起こすのだと実感。
横浜中華街で、懐かしい海員閣を捜し、今はもう顧客が並びもしないお店でお昼を堪能。
味に変わりはありませんでしたが、レジのおばさんの変わったこと。
顧客が列をなしていたころは「ありがとう」もなかったのに、なんと愛想の良いこと。
歳をとったのでしょうか。
初めからこの姿勢なら、今でも人が並んでいたのではなどと思いながら、元町探索。

今回は3日かけて、新年の東京、横浜を歩き回りました。
明治神宮にはお参りしながら、靖国神社ならバッシングを受けるのに、ここには多くの外国人観光客の姿も見られ、複雑な気持ちにもなりました。
東京をいろいろと歩き回りながら、今年どのように多くの企業の支援を行えばよいのか、昨年とは違う視点で行わなければならないポイントを探しながら、新たな発見もありました。
関西に帰り、整理し直し、流通業の今後の発展にも努めたいと気持ちを新たにしました。
理由は、消費者の方が進みだしたということ。
半歩でも前を進んでいたはずの流通業が、今消費者から教わっている時代。
これは何を意味するのでしょうか。
カテゴリーを次第に失っていく百貨店、イオンとヨーカドーに収れんしていく大型スーパー、元気の良いファストファッション、中小企業はどのようにして今年の消費是増税のハンディを乗り越えていくのか。
課題の多い新年。
3月19日に小売業対象にセミナーを開催予定しています。
「百貨店、展示会攻略、実店舗改善の極意」と題して、小売業の方が自らの手で成功に導く方法をお話しする予定です。
詳細は後日。
こうご期待!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お店の「ウリ」を「売上」に... | トップ | あれから19年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

独り言」カテゴリの最新記事