1031ビジネス・コンサルティング

経営コンサルタントの目で、日々の出来事から、参考になるキーワードを取り上げて、解説したり、情報発信をします。

健康のための食のお勧め本

2019-05-19 14:06:11 | 独り言
テニス仲間の大塚さんの息子さんといっても大塚医院(奈良県生駒市)の院長ですが、この度「お医者さんと野菜屋さんが推奨したい一生健康サラダ 」という本を書かれました。
大塚 亮先生 , 髙上 実さん(髙上青果有限会社の代表取締役)、 市瀬 悦子さんその他の方の共著です。
内容は人生100歳時代の今、健康寿命を延ばすための医師と野菜のプロによるサラダレシピ本で、腸、脳、血管、骨、肉体を若々しくするための「簡単」「効果的」「美味しい」サラダレシピが40種類掲載されています。
大塚医師による若返りのコツ、髙上さんや市瀬さん等野菜のプロが教える野菜の選び方・保存方法などのコラムも参考になります。
お父様の大塚さん等70歳以上のテニス仲間で話題になりましたが、これからも健康でいるための野菜の摂り方が分かるという点でお勧めです。
テニスの練習の後オレンジジュースをみんなで飲みながら、話題は健康な体作りや休日の過ごし方。
皆さん話題が豊富でテニス以上に楽しみな時間ですが、大塚先生(父親)をはじめお医者さんや素晴らしい人生を歩んできた方達ばかりで、いつも聞き役ではありますが、話題の端々に、素敵な人生の歩み方を教えてもらえます。
早速にアマゾンで本を取り寄せました。実は髙上 実さん(髙上青果有限会社)は北九州市小倉で「ドクター・ベジフル」の異名を持たれ、産地直送の野菜や果物の卸事業を営まれています。
なかでも生産農家のバックアップや自然に近い栽培法の農産物の開発、純度にこだわった青果加工品の商品開発などに取り組んでおられ、小生の九州地域での6次産業化のセミナーの参考事例にお話ししたこともあり、なんというつながりなのかと驚いた次第です。
健康に気を付けなければと思っていますが、人のつながりの不思議さにも驚かされた次第です。
ご一読をお勧めします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマゾン エフェクト

2019-05-03 10:01:22 | 独り言
アメリカ西海岸の5つの州を巡り、アマゾンエフェクトの中でも「DEATH BY AMAZON]といわれる小売り業の現状を
視察してきました。
ハイウエイを走る中で対面の道路を多くのアマゾンプライムと書かれたトラックが走るのを見ながら、アマゾンのすごさを実感していたのですが、
東海岸を見た昨年のニューヨークなどの都会の印象とは打って変わって、砂漠の連続、こうした中で突然出てくる町、その中にあるウォルマートや
セーフウエイなどのスーパーマーケット、買い物に行くのも大変なことが実感できます。その中でウォルマートの最近の攻勢ぶりはさすが世界一の
小売業と実感させられました。視察に各州を回るたびにトイレ休憩の場所は全て、ウォルマートのようなもの。アメリカ中に張り巡らされたような
店舗数、さすがにアマゾンもホールフーズを買収するだけでは勝てない理由がよくわかります。そのウォルマートのネット事業などでの巻き返し、
店舗の活用がその店舗網のおかげで功を奏しています。ネットでは買えないもの、買う前の検索だけでは十分得られない情報など、今後のアマゾン
対ライバル企業の攻防に注意していきたいと余計に思いました。
 日経新聞によるとアマゾンの業績は良いものの売り上げ伸び率の減少を指摘していました。確かにウォルマートなどのネット事業の攻勢なども
原因と思われますが、アメリカの景気動向を考えると、まだまだアマゾンエフェクトに注意する必要があると思われます。ただ地元スーパーの活躍
など、新鮮な食品等に関してまた説明を要するような商品群に対して、地元の強みがあるのも事実。リアルとネットの融合が今後どのように進んで
いくのか注目です。また中国におけるアマゾンの国内向け通販事業の撤退等、アマゾンの動向は地球儀を見ながらその動きを見ていく必要があります。
ただ日本でなぜウォルマートと西友の連携がうまくいかなかったのか、アマゾンとオイシックスの連携はどうなるのか、はたまたクロネコヤマトとの
連携もどのように推移するのか、新たな「令和」の年を迎えて、日本ではネットとリアルな店舗の動きがどのように変化していくのか、そうした動きに
絡まってIOT技術の進展がどう結びついていくのか、日本の技術は世界の動きに先んじることができるのか、失われた20年が30年以上に続くのではと
心配しながら、迎える「令和」の新しい年の中で、日本の農業や製造業、それに小売業などの動きに注目しています。「令和」の年は海外から日本を見、
そして海外に向けて日本の役割を発信できるかが求められている年かもしれません。
写真はハイウエイを走るアマゾンのトラックと「DEATH BY Amazon」のSEARS店舗車一つない寂しい状況でした。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする